台北の街は、コンパクトに見どころがまとまっていて回りやすいですよね。
MRTやバスで、縁結びや商売の神様を巡る1日周遊コースを考えてみました。
雙連朝市から迪化街界隈
ちょっと早起きして、朝市の賑わいをみたり、朝市で朝ごはんを食べたり、台湾の縁結びパワーBest10に入っている神様にもお参りしましょう。
1.MRTの信義淡水線で雙連駅下車、雙連朝市で朝ごはん
行き先:MRT信義淡水線 雙連站 下車
・MRTの雙連の駅を降りると、側道の両側数百mの間が朝市になっていて食料品などを売っています。とてもにぎやかで、また朝ごはんを食べることもできるので、ぜひ行ってみてください。雙連朝市
・安くて美味しいマンゴアイスが食べられることで有名な「冰讃(ピンザン)」もすぐ近くです(4月〜10月営業)
・雙連朝市を見学、軽く朝食を食べて、約1時間程度
2.迪化街まで、1Kmちょっと、ぶらぶら10分ほど歩きます。
行き先:迪化街商圏、永楽市場、霞海城隍廟
・迪化街にある「台北霞海城隍廟」には、縁結びの霊験あらたかな月下老人が祀られています。
・隣の永楽市場は、1階は食品売り場ですが、2階、3階は台湾の客家(ハッカ)人の伝統的な花柄がとても美しい台湾客家花布を売っています。
・迪化街は、お茶や漢方薬の交易で古くから栄えた商店街です。一時さびれていましたが、最近リニューアルされて観光客で賑わうようになっています。お洒落なカフェなどもできていますので散策がてら歩いてみてください。
・永楽市場見学、霞海城隍廟参拝、迪化街見学して 1.5時間〜2時間
・まっすぐ北に迪化街の商店街を歩いていけば、12~3分くらいでMRT大橋頭駅につきます。
行天宮から四面佛、四平商圏(女人街)を見てみる
3.MRT大橋頭駅からMRT(地下鉄)で、行天宮へ行く
行き先:MRT大橋頭站から、行天宮站 下車
・行天宮は、中国の小説「三国志」でも有名な関羽将軍を祀った廟です。関羽将軍はどういう訳か商売の神様として有名で、日本でも横浜の中華街には立派な関帝廟があります。
・行天宮の前の交差点の地下通路には、四柱推命や姓名判断などの占いをしてくれる占い師が沢山います。日本語ができる占い師や、通訳がいるところもあるのでぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
多分、四柱推命15分で1000元くらいじゃないかと思います。
・行天宮参拝、占い横丁で占ってもらって30分〜1時間
4.MRT行天宮から、一駅次のMRT松江南京駅へ
・MRT松江南京駅から、歩いて5分くらいのところに、「四面佛」があります。字の通り、4つの顔をもつ仏様で4種類の違う方面の願い事を聞いてくださるそうです。
・すぐ近くには、「台北の女人街」と言われる四平商店街もあります。
・四面佛参拝、四平街(女人街)観光 30分程度
国父紀念館から台北101へ
5.国父紀念館から台北101
・松江南京站から、再びMRTに乗り、忠孝新生站で板南線に乗り換えて、国父紀念館站で下車します。
・国父紀念館は、国父 孫文の紀念館です。ここでも衛兵交代が行われています。国父紀念館から市政府を通って、台北101までは歩いても10分ちょっとです。
・台北101は2004年に完成し、2007年に抜かれるまでは世界一高い建物でした。
・台北市東部は新しく開発されているエリアで、台北101を始め銀行、デパート、映画館、展示場等が集中しています。
・台北101への入場券は、大人一人600元と案外お高いので、こちらから予約すると飲み物付きで15%引きになります。台北101展望台割引チケット
30分前まで申し込めるので、その日の天候状況を見ながら申し込み出来ます。
・国父紀念館見学、台北101見学して、約1時間
・永康街には、台北101駅からMRTで東門駅まで移動します。
永康街、中正紀念堂へ
6.永康街から中正記念堂
・台北101からMRTに乗って、東門(ドンメン とうもん)で下車します。
・東門駅の直ぐ近くにあるのが、永康街です。小籠包の「鼎泰豊」や「高記」の本店があるのもここです。永康街は、食事したり、お茶を飲んだり、買い物をしたりここだけでも半日近く過ごせる場所だと思います。
・東門駅から故蒋介石総統の大きな像が安置された中正紀念堂に行きましょう。ここでも衛兵の交代が1時間毎におこなわれます。
・紀念堂広場の音楽庁には、タピオカミルクティーで有名な春水堂もあるので、一休みも出来ます。
・中正紀念堂に安置された故蒋介石総統の像は、中国大陸の方向を向いているそうです。また、その視線の途中に中華民国総統府があります。
・中正紀念堂参観 30分位
・中正紀念堂から仁愛林森路口のバス停にでて、「仁愛幹線」のバスで龍山寺に向かいます。
龍山寺、西門町、寧夏夜市
7.龍山寺から西門町へ
・龍山寺にも、縁結びの神様「月下老人」が祀られています。龍山寺の月下老人も霊験があり、迪化街の霞海城隍廟と人気を二分するほどの参拝者がいるそうです。
・おみくじを引くと、山門のところの受付で日本語の出来る係の方がいると、無料で解説してもらえます。
・龍山寺から西門町(せいもんちょう)までは、1Kmちょっとです。歩いても12~13分あれば行けると思います。
・西門町へ行く途中には、蛇の料理や、夜市には不釣り合いな高級料理を出すレストランがある「華西街夜市」があります。ちょっと怪しげな店もちらほらあるようなところです。
・華西街の裏筋の方にも夜市がありますが、このあたりは台湾人の同僚からも「夜はあまり行かないほうがいいよ」と言われていたところです。特に女性はあまり近づかないほうがいいと思います。
・MRT西門站の近くにある「西門紅楼」は、台湾で初めて作られた公設市場で、現在では娯楽施設、ショッピングゾーンになっていて観光客にも人気のスポットです。
・この西門町エリアは、カフェ、レストラン、ショッピング、映画館等が集まっていて、「台北の渋谷か原宿」のようなところで、若い人に人気のあるエリアです。
・龍山寺を参拝、西門町を観光して約1時間半。
・MRTで西門から中山站に向かいます。中山站下車、500m徒歩7~8分で寧夏夜市です。
8.寧夏夜市でB級グルメを食べる
・寧夏夜市は、美味しい屋台が多いと有名なところだそうです。この日、一日の締めくくりでB級グルメを楽しみましょう。
・下の写真を撮った日は、士林夜市からの帰りで、しかも雨が降っていたので水餃子とビールくらいで引き上げてしまいました。残念なことをしました。
9.寧夏夜市でのオススメ
・友人に聞いたり、いろんな方のブログ見てると、大体の方がススメていらっしゃるのは蚵仔煎や火鶏肉版等ですね。
・蚵仔煎は、夜市の真ん中あたりにある円環辺蚵仔煎や、民生西路の雙連市場の頼鶏蛋蚵仔煎が評判がよいようです。
・円環辺の隣にある嘉義火鶏肉飯の火鶏(フオチー)とは七面鳥のことです。台湾南部の都市、嘉義の名物です。
・以前、嘉義に出張した時に同僚に連れて行かれて食べましたが、火鶏の肉質は、鶏より少しさっぱりしていたと思います。
・魯肉飯がお好きな方は、「ヒゲ張」の本店があります。確か日本にも出店していたと思います。
・食事の後のデザートに「豆花(トゥホア)」を食べるなら、民生西路沿いの古早味豆花か民生西路を渡ったところの豆花荘がおいしいそうです。
・「豆花」は、たまご豆腐のような柔らかい豆腐にピーナッツや小豆等を乗せたデザートです。
10. 台北1日周遊コース
・雙連朝市➔ 迪化街・永楽市場➔ MRT大橋頭站➔ 行天宮・行天宮地下占い横丁➔ 四面佛・女人街➔ 国父紀念館・台北101➔ 中正紀念堂➔ 龍山寺・西門町➔ 寧夏夜市、とMRT(地下鉄)とバスを使った一日周遊コースのご紹介をしました。
・正直なところ、少しキツめのプランだと思います。もし、「あっ、ココいいな!」と思うところがあれば、そこで時間を使ってじっくり見ればいいと思います。
・1日で全部見なくても、また、来ればいいんですから・・・
【広告】台湾専用Wi-Fiルーターなら安定感抜群!
利用制限なし 早割10%off実施中
台湾専用Wi-Fiルーターなら安定感抜群!利用制限なしの台湾データ
モバイルバッテリーはANKER!