毎月2回、お供えしてお祀り
台湾の街を歩いていると、商店や家の前で果物やお菓子などのお供えをしてお線香を立てているのを見ることがあります。
この写真の履物屋さんの老闆(ラオパン 社長)にきいたところでは、商売をしている人は、毎月農暦(旧暦)の2日と16日に店の前にお供えして、商売繁盛をお祈りするのだそうです。
誰に祈っているのかと言うと、その土地を守る「土地公」、親しみを込めて「土地爺」という神様にお祈りしているのだそうです。
お供えの前のフタ付きのバケツのようなものは、この中で金紙銭(テーブルの右端に乗っている)を燃やすためのものです。
こちらは、美容院のスタッフが出てきてちょうど拝拝(パイパイ)するところを取らせてもらいました。
台湾人の友人にこの写真見せたら「お供えがショボいね」だそうです。
通りを歩くと、あちこちの事務所の前にお供えがありました。
大きな会社でも拝拝(パイパイ)している
拝拝しているのは、町の商店だけではなく大きな会社でもしているようです。
この時ではありませんが、確か新光三越百貨店の入り口前でもやっているのを見た記憶があります。
この聯邦銀行でも、入り口前にお供えして、金紙銭を燃やしていました。
銀行だからといって、本当のお金を燃やしているわけではありませんでした(当たり前!)
金紙銭は、こんな感じの物です。この金紙銭を燃やして天上の神様に送るのだそうです。
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一般の家庭でも拝拝する
商店や会社では、農暦(旧暦)の2日、16日に行われますが、一般家庭では1日、15日に行うそうです。
住宅街を歩くことはあまりないので、家庭ではどのくらいやっているのかは分かりませんが。
たまに、あのフタ付きのバケツがアパートの玄関にあるのを見たことはあります。
まぁ、個人的な付き合いの範囲内での印象ですが、台湾の人は日本人よりも信心深い人が多いような気はします。
道教の教えや、風水などの考え方が根付いているからではないかと思います。
先祖の墓掃除の日が国の休日になっている
清明節(墓掃除の日)が、国民の休日になっているというのも、ちょっとへぇ~という感じがしませんか?
家を出ている若い者も全員帰省して、先祖の墓掃除やお参りをする。もちろん悪いことではないんですが、家族や一族の結びつき、先祖への思いが強いということでしょうね。
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