台北の守り神~台湾省城隍廟と城中市場、女人街、靴屋通り

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 台北の守り神様 〜 台湾省城隍廟

城隍廟(チェン フアン ミャオ じょうこうびょう)は、その土地の守り神様の城隍爺と城隍夫人をお祀りする廟(道教の寺院)です。

城は石垣、隍は堀の意味だそうで、堀と石垣で町を守るということだそうです。
城隍廟は台湾の街のあちこちで見かけます。

ここの台湾省城隍廟は、台湾省というからには台湾全体の守護をしているのかな?と思いますが、それにしてはそんなに大きいとか豪壮だとは感じません。
何かビルの谷間にちょこんと挟まれてしまっている印象でした。

元々は台湾北府城隍廟といって、台北の守護だったそうですが、第二次大戦後に再建されて「台湾省」城隍廟になったそうです。

正面の本廟は、台北城内では最大規模の廟宇で、主神である「城隍爺」のほか、釈迦牟尼仏・薬師仏・阿弥陀仏・観音菩薩と地蔵菩薩・孚佑帝君・文昌帝君・濟公禅師・城隍夫人・福徳正神など、ご利益のありそうなものは何でも祀られています。
廟には、細かい細工が施された石柱の彫刻等もあります。

 

 周囲は古い台北城内をしのばせる

台北の商業の中心は、古くは台北城外の萬華地区、迪化街から現在は東の信義区へ移っていますが、この台湾省城隍廟の辺りは台北城内のにぎやかなところだったようです。

城隍廟の向かいには、野菜、果物、肉などの生鮮品市場があります。
開店は割に遅めで、朝食を食べにと思って朝の8時位に出かけたんですが、あまり店が開いていませんでした。

聞くと「この辺は、大体10時ころからだよ」とのことでした。

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青果市場ですが、朝8時半くらいでまだ開店の準備をしているところがほとんどでした。
この写真では切れていますが、ちょうど右端位のところに「布鞋(プーシエ)」と言って、布製のバレーシューズみたいなのを売ってる店がありました。花柄の可愛らしいデザインの物もありましたので、スリッパ代わりやお土産にいいかもしれません。

※(2018/9)「布鞋(プーシエ)」の店、後日訪問した時に写真とって来ましたがブレブレでした。すいません。雰囲気だけこんな感じです。

青果店の中で一番取扱い種類、陳列商品の量が多かった店です。

鮮魚店です。魚を販売しているところは、あまり多くなかったように思います。

こんな感じでまだ開店している店のほうが少なく、城中市場で朝食にお粥かなにか食べられるだろうと思ってやってきたのですが、残念ながらアテが外れました。

 女人街

台湾省城隍廟の二本横の路地が、女人街といわれています。私が行った時間は、早すぎてなんにも店が開いてなくて路地の中が、ずっと向こうまで真っ暗でした。
さすがに、ちょっと通り抜けるのを躊躇して、途中で引き返して来ました。
開店は10時くらいからのようです。

女人街は、香港の女人街とは比べるべくもありませんが、こんな感じで女性用の衣服、アクセサリー、ランジェリーなどを売っています。対象は、多分おかあさん、おばさん、おばあさんの世代向けだろうと思います。

女人街というと台北にはもう一つMRT松江南京駅の近くに、そう呼ばれるところがあります。そちらの方は、ビジネス街のOLがターゲットの商店街なので、ずいぶんイメージが違います。
四平陽光商圏と言われるところです。
参考資料:迪化街の年貨大街

女人街は引き返して来たので、廟の真横のこちらの路地を通り抜けて、向こう側の沅陵街へ抜けました。

※(2018/9)女人街も、後日写真撮ってきましたので追加しておきます。あまり高級品のショップなどはありません。

 

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 靴屋さん通りへ ~ 陵街

沅陵街は、200m足らずの通りですが両側にずっと靴、履物の商店が集中しています。
この時は、ちょうど母親節(母の日)セールをやっているらしく、通りにずっと販売台がでていました。

品質がどの程度かは分かりませんが、台湾政府もMIT(Made In Taiwan)に力をいれているようですので、そんなに悪くないのではなかろうかと思います。
時間があれば、是非・・・

 

 台湾省城隍廟付近への行き方

台北駅前の新光三越か、MRT西門駅から、どちらも500m程度、徒歩7~8分。

TAXIで行く場合は、運転手に次の文を見せてください。

司機先生、請去「臺灣省城隍廟」、謝謝。

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