悲報! EPOSカードも利用付帯に(海外旅行傷害保険)

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※ エポスカード海外旅行保険事故受付センターに、保険適用になる場合について電話で確認しましたので追記しています(2023/06/23)

海外旅行必携のEPOSカードが、2023/10/1から「利用」付帯に・・・

VISA付きEPOSカード(以下EPOSカード)と言えば、持っているだけで海外旅行傷害保険が適用になり、海外に行く人は必携のカードです。

ところが、6/19のお知らせで2023/10/1以降、持っているだけで補償が受けられる自動付帯から、事前に旅行費用の支払いに使用した場合に補償が受けられる利用付帯に変わるとのことです。

無料の自動付帯のクレジットカードが、次々と利用付帯になっていく中でEPOSカードは自動付帯で頑張ってくれていましたが、とうとう利用付帯に変わることになりました。

資料:エポスカード会員さま向け海外旅行傷害保険のサービス改定のお知らせ



一般カードだけでなくGOLDカードも利用付帯に・・・

自動付帯から利用付帯に変わるのは、一般カードとGOLDカードです。プラチナ・カードは、今まで通り自動付帯のままです。

発表された内容は:

(改定前)2023年9月30日(土)以前に日本国内の住居を出発
カード利用の有無にかかわらず海外旅行傷害保険が適用されます(自動付帯)
   ↓

(改定後)2023年10月1日(日)以降に日本国内の住居を出発
旅行代金(ツアー料金や交通費等、移動に関する代金※)を改定対象カードにてお支払いいただくことで 海外旅行傷害保険が適用されます(利用付帯)

となります。

詳細な内容:「適用条件」および「補償内容」の改訂



傷害死亡、後遺障害、賠償責任は大幅にアップ

傷害死亡、後遺障害については、一般カードがそれぞれ500万円から3,000万円、賠償責任は2,000万円から3,000万円と大幅に増額されました。

でも、正直なところケガや病気の治療費用がのほうが、傷害死亡や後遺障害よりも発生率も高く、しかも支払額が数百万円になることも稀ではないので、もっと充実してもらいたいところです。



保険が適用になる場合、ならない場合

保険が適用になるばあいは、EPOSカードも他社のカードもほぼ同じと思います。

1. EPOSカードで保険適用になる最低支払額は1円以上

何円以上をEPOSカードで決済した場合に、保険適用になるというような基準は有りません。EPOSカードで1円以上支払った場合に保険適用になります。これは、他社カードでもほとんど同じと思います。


2.パッケージツアー代金の支払いは、保険適用になる

ほとんどの方がJTBとかHISとか旅行代理店が販売しているパッケージツアー(募集型企画旅行)を購入されると思います。このパッケージツアー(募集型企画旅行)を、EPOSカードで決済して購入した場合や、旅行の飛行機運賃支払、タクシー代支払いなどが保険適用になります。

余談ですが楽天カードは、楽天カードでこのパッケージツアーの購入した場合のみ保険適用となります。
参考:楽天カード:パックツアー代金を支払いのみが対象
(自分で周遊ルートを決めてそのルートの飛行機や鉄道を旅行会社に手配してもらうのは「個人手配旅行」であって「募集型企画旅行」にはなりませんので、楽天カードの場合はご注意ください。)

なお、私が確認した旅行代理店では、パッケージツアーの代金を、同一名義人の複数のクレジットカードで支払うことが可能です。つまり、VISAカード1枚だけでなく、VISA、MC、AMEX、JCBなどで分割してツアー代金を払っておくと、保険が適用になるカードがその枚数分増え傷害・疾病の治療費限度額も各カード合算額まで増えることになります。
参考資料:パックツアー代金を複数のカードで払えるか?



2. 公共交通機関へカードで料金支払いは、ほぼ保険適用になる

海外旅行で空港や港に行くために、鉄道やバスなどを利用した場合や、現地での公共交通機関を利用した場合(カード会社により異なる場合あり。要確認)にEPOSカードで決済した場合は保険適用になります。

EPOSカードで通勤・通学定期券の購入決済をしていて、その定期券を空港に向かうの使った場合は保険適用になります。

SUICAやPASMOなどにEPOSカードでチャージして、路線バスなどで空港に向かうのに利用した場合も保険適用になります。(チャージ記録が路線バスの領収書代わりになる)

タクシーはちょっと注意です。保険適用はEPOSカードでの決済後からになります。

乗車したタクシーが事故を起こしてケガした場合など、乗車中は普通、料金支払い前なので保険適用対象外です。つまり、タクシーで目的地に着いてEPOSカードで支払い終了後からが保険適用になります。

また、タクシーは保険適用外というクレジットカードもあったと思いますので、ご自分のお持ちのカードを確認してください。


3. 自家用車の高速料金、レンタカー料金、ホテル代などは、保険適用にならない

自家用車、レンタカー、個人手配のホテル代などへの支払いは、保険適用にならないことがほとんどのようです。UBER、Grabなども公共交通機関ではないため保険適用外です。

EPOSカードで決済して公共交通機関を利用し空港まで向かう途中の駅等で下車して、それから友人と自家用車で空港に向かうような場合は、「公共交通機関」料金をEPOSカードで決済しているので保険適用になります。

自宅から、自家用車、レンタカーなどで空港に向かい、途中からEPOSカードで決済した「公共交通機関」で空港に向かう場合は決済以後からが保険適用になります。



保険適用になるクレジットカードを増やすには・・

海外旅行で心配なのが、ケガや病気で病院にかかった時の治療費ですが、その限度額を増やすために前述の通り、何種類かのカードで支払うことが必要です。

パッケージツアーで行く方・・・ツアー代金を複数のカードで分割して支払っておけば良いと思います。

個人旅行の方・・・飛行機の航空券運賃を、旅程毎に別のカードで払う。日本で空港までのJR運賃を窓口などでカードで購入する。現地でタクシーに乗ってカードで支払うなどで保険が適用になるカードの種類を増やすといいのではないでしょうか?

傷害死亡・後遺障害の限度額の例

下の例は、私が持っているクレジットカードです。この4枚を保険適用にすることで補償額が合算されて、ケガ病気の治療費限度額が750万円、820万円、賠償責任1億円、救護費用600万円となります。

これだけあれば、アメリカは別としてもアジア、ヨーロッパでは対応できるだろうと思います。
参考:海外旅行保険 ~ 海外旅行中のケガ・病気の費用

まぁ、いずれはEPOSカードも利用付帯にはなるだろうとは思っていました。コロナの影響で海外旅行に行ってカードを使う方も減って、自動付帯を維持するのは大変だったんでしょうね。致し方ないことではありますね。


この機会に、お手持ちのクレジットカードを確認して、補償がどれくらいあるのかを確認なさったらいかがでしょうか。



(2023/06/21)(2023/06/23)



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