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台湾の国民食の一つ「滷肉飯(ルーローハン)」
台湾の国民食の一つとも言われる滷肉飯(ルーローハン)の記事が台湾ミシュラン・ガイドで更新アップされていました。観光旅行で台湾に行けるようになったときの予習がてらにご紹介します。料理などの写真は、ミシュランガイドのものです。
翻訳はそんなには違ってないと思いますが、不正確なこともあると思いますのでご了承下さい。
滷肉飯?魯肉飯?
ミシュランでは「滷」肉飯の字を使っていますが、私がよく見かけたのは「魯」肉飯の字の方です。字はどちらでもよいようです、。魯肉飯の発音は、中国語では「ルゥ ロゥ ファン」ですが、台湾語では「ロ バァ プン」のように聞こえます。
ミシュラン・ガイドによると、魯肉飯の起源は昔貧しかった農民は豚肉のかたまりが買えないので、肉を取った残りの皮や脂身、肉くずを買って、細かく刻み醤油やネギ油で煮込んでいると肉も柔らかくなっておいしくなった。それがだんだん一般の家庭にも広がっていったのではないかということだそうです。
また、台湾でも北部南部で名前が違っていて、一般的には北部では魯肉飯、南部では「肉燥飯」(肉そぼろ飯)というようです。 台北の夜市で「肉燥飯」を見たような記憶がありますが、南部出身の方の屋台だったのでしょうか。南部で「魯肉飯」と言うと北部の「焢肉飯」(醤油で煮込んだ豚バラ肉の切り身)を指すそうです。
参考資料:“魯肉飯“
台北のミシュランガイド推薦魯肉飯
ミシュランのビブグルマンで、魯肉飯が美味しいと紹介された店・屋台です。行けるようになったらぜひ行ってみたいものです。なお、各店のリンク先は中国語です。
小王煮瓜(シャオ ワン ジュゥ グア)
小王煮瓜の香菇滷肉飯(しいたけルーローハン)の、薄切りのしいたけにルーローの煮汁が染み込んでご飯がすすむそうです。
住所:萬華區華西街17之4號 153號攤(屋台)
一甲子餐飲(イィ ジャォ ズ ツァン イン)
台北で最も台南風味の店。オーナー親子が台南出身なので、甘めの味付け。店の看板商品は焢肉飯だが、滷肉飯も任期がある。肉汁の染み込んだ台南のご飯にきゅうりの漬物を載せて食べる人が多い。
住所:萬華區康定路79號,
My 灶(マイ ザオ)
豚の首の肉を高湯(カオタン)で煮込むこと3日。手間暇かけている。価格はやや高めだが非凡な味。
住所:中山區松江路100巷9之1號,
雙月食品 (青島東路)(シュアン ユエ シィ ピン)
食事時は店の前煮は行列が絶えない。鶏のスープが看板メニューだが、ほとんどの客が滷肉飯も注文する。
住所:中正區青島東路6之2號,
台中のミシュランガイドおすすめ滷肉飯
台中のミシュランビブグルマンで紹介された滷肉飯は4店。
鮮魚鱻
なんと読むのか分かりませんが、台南風味の食堂。虱目魚(サバヒィ)料理で有名。台南人は、虱目魚湯(スープ)、肉燥飯と小菜を注文する。肉燥飯は、一晩調味料に漬け込んで、店で1時間以上煮込んだものを提供する。
住所:北區北屯路75號
陳明統爌肉飯(チェンミントン コンロウファン)
台中駅の裏正面口に店はあり、開店以来半世紀。土鍋で煮るのが特色。豚肉は、必ずその日に処理した台湾豚肉を使用している。看板メニューは、豚バラ肉厚切りの焢肉飯だが、だんだん肉がほぐれて「そぼろ肉飯」のようになっていくので、焢肉飯があるかどうかは運次第のところがある。
住所:東區忠孝路304號
富狀元豬腳(フゥ ジュアン ユエン ジュウジャオ)
滷肉飯だけでなく、豚足の煮込みも販売してる。滷肉飯と3~4時間煮込んだ豚足、厚揚げの煮込みなどを注文するのが典型的な台湾人のやり方。
住所:西區美村路一段203號
富鼎旺 (中區)(フゥ ディン ワン)
オーナーが前出の富狀元豬腳の老板と同じ店で修行していた。しかし調理法にも違いがあって、それぞれにファンが居る。富鼎旺の肉燥は脂身と皮が均等で、皮も柔らかく煮ているので肉汁にコラーゲンが豊富。青ネギをかけて食べると、口に入れるときにいい香りがする。
住所:中區臺灣大道一段560號
(2022/05/02)
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