台湾新聞の裏広告で見つけた
先日訪問した台湾観光協会でもらった資料の内、台湾新聞の裏広告に「台湾の美食を・・・ お届け」というのが載ってました。
その中に、「台湾風おにぎり」、「台湾夜市塩水鶏」があり小岩蘭亭が販売しています。
ちょっとググって見ると、小岩蘭亭はJR小岩駅近くにありました。「蘭亭中华早餐」との表示があり一瞬？？？と思いましたが行ってみることに。
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蘭亭はJR小岩駅からすぐ近く
店はJR小岩駅から歩いて4~5分くらいのところにありました。
開店しているのかどうか、「営業中」の表札に気が付かなかったのでちょっと入るのをためらいました。ノレンが出てればすぐ分かるのにね。
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細長い店内にテーブルが４つ
店内には、中年のご婦人が２人。食事がすんでお話をしている所でした。
話し方からすると「こりゃ、大陸系の人だな・・・」
メニューを見ていると、「ここの焼き小龍包は美味しいよ。上海ではみんな朝ごはんに食べるよ」と教えてくれました。聞いてみると、お二人共、上海出身の方でした。
焼き小籠包は、上海では「生」煎包(シェンジェンパオ)というようですが、台湾では「水」煎包(シュイジェンパオ)ということが多いと思います。
その後に入ってくる方も中国語で話す方ばかりで、完全アウェイ状態。店の人に聞くと、オーナーが上海人なので上海料理がメインとのことでした。(台湾新聞の広告にはちょっと偽りありか？(笑)）
鹹豆漿と飯團を注文する
台湾で、朝食によく食べていた鹹豆漿(シェン トウ ジャン)と飯■團(米偏に團)(ファン トァン)を注文してみました。
上海人のご婦人が「少し辛いよ」と言ってましたが、確かにラー油が回しかけられています。
台湾では、豆乳が固まるように酸味がついていましたが、蘭亭では酸味はついていません。だから、豆乳が固まることもありません。
鹹豆漿の油条は、パリパリというよりももう少し厚みがあるものでした。
大きな穴が開いたフランスパンみたいな油条ではなくて、どちらかと言うと食パンに近い食感でした。
コチラのほうが、腹持ちは良いかも・・・
飯團は、隣のご婦人が「ここの店のはもち米だから美味しいよ」とのこと。写真の通り、お寿司の中巻きより少し大きいかな？くらいのもものが出てきました。
紙を全部取って、写真取っていると「紙は食べる所だけ取った方が食べやすいよ」とご婦人のアドバイス。「ハイ、でもちょっと写真撮るので・・・」
中の具は何かよく分かりませんが、多分魚のみりん漬けをほぐしたようなものや、油条かなと思います。 台湾のように、中に入れるものを選べるスタイルではありませんでした。
日本のおにぎりのように塩は効かせてないので、ご飯にふりかけをかけて食べる感覚です。味は悪くないです。
醤油煮込み料理がメインなのかも・・・
札に書いてある料理は、朝食時以外のメニューですが、鶏の燻製、牛肉の醤油煮込み、アヒルの醤油煮込み、豚足の醤油煮込みなどがでています。
値段も、高くなくてお手頃価格のようですね。夕方に食事に来るのも良いかも・・・
その他の料理も、ご覧の通り揚げ物、炒めものいろいろあります。
蘭亭は、厳密に言うと台湾料理店ではないかも知れません。
台湾人や中国人は、一般論ですが店の外観や雰囲気よりも、本当に美味しいか、値段が安いかを評価基準にするそうです。
私が店に居た40~50分の間にやってきたお客(4~5組)は中国人ばかりでした。
そういう意味では、蘭亭は問題ないと思います。
日本人的感覚からすると、最初はちょっと入りにくい感じがしましたが、店のお兄さんも日本語は出来ますし、安心して入れると思います。次行くときは、焼き小龍包を食べたいと思いました。
蘭亭の行き方
JR総武線の小岩駅から200m。歩いて３～４分です。
蘭亭
〒133-0057 東京都江戸川区西小岩１丁目１９−２４
TEL: 03-6755-3588
営業時間：火~金8時00分～20時00分、土日9時00分～20時00分、月休
（2022/01/21）
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