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農暦の七月は「鬼月」
鬼月とは、農暦の七月のことを言い、この月には地獄の門が開きなくなったご先祖さまや、一緒に悪霊なども地上に出ることを許されてこの世に出てきます。
鬼月については、こちらを御覧ください。
・鬼月(農暦七月)と中元(農暦七月15日)
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2021年基隆の「鶏龍(基隆)中元祭」
基隆の中元祭は、鬼月の間に基隆の街でいろいろな行事が行われます。交通部観光局が選定した十二大祭りの一つに挙げられています。
・基隆「鶏龍(基隆)中元祭」~鬼月にはご先祖様や悪霊が戻ってくる
2021年の 基隆の「鶏龍(基隆)中元祭」 は、8月8日から9月7日まで行われます。但し、今年は新型コロナ感染予防のため、いろいろな儀式は関係者のみで一般の参加は制限されます。
そのかわり、儀式はネットでライブ中継されますので、ぜひご覧ください。
表示されている時刻は台湾時間ですので、日本では1時間足してください。
中元祭Facebook: 鷄籠中元祭
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「開龕門」地獄の門を開く 農暦七月1日(8月8日)
2021年は「李」姓宗族の担当です。昨年は連姓会グループが担当でした。
ライブ中継を見ると、新型コロナ感染予防で関係者のみの参加なので、何をしているかがよく見えました。
こちらでご覧になれます:2021基隆中元祭開龕門
儀式の流れは、「拝(パァイ 一礼)、再拝(ザイパァイ 二礼)、三拝(サンパァイ 三礼)」から始まり、道士の読経(4分~)、鍵箱の帳面に開門者署名(17分過ぎ)、そして開門(25分過ぎ)となります。
開燈放彩(迎え火)と 施放水燈頭(灯籠(精霊)流し)
農暦の七月12日(8/19)には迎え火の開燈放彩が、七月14日(8/21)には、灯籠(精霊)流しの施放水燈頭が行われます。
どちらも 中元祭Facebook:鷄籠中元祭 でライブ中継がある予定です。
2018年、2019年の様子の動画がありましたのでご覧ください。
關龕門(門を閉める)、交接手爐(引き継ぎ)
農暦八月1日(9/7)には、地獄の門が締まります (關(関)龕門 )。
鬼月は七月のはずなのに、基隆では八月1日に門が閉まります。悪霊(好兄弟と呼ぶ)も、この世に少しでも長く居たいだろうと、閉門を一日伸ばしてあげたのだそうです。
これが基隆人の人情味なのだそうです。
交接手爐は、道士のお祓い?のあと、中元祭を持ち回りで担当する15の宗親の代表者が集まり、今年の当番姓から翌年の当番姓に手爐(線香立て)を引き継ぎます。
余談ですが、この道士様も2018年に端っこにいましたが、昨年2020年からセンターを取ったようです。ww
2020年には、連姓会グループの白童永氏から、2021年担当の李姓宗親の李騰龍氏に引き継がれました。2022年は「黄」姓、2023年「郭」姓、2024年「張・廖・簡」姓と担当が変わります。
(2021/08/08)
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