「北の天燈、南の蜂炮」
台湾に自由に行けるようになったら行ってみたいところ、今回は台南市塩(鹽)水の塩水蜂炮(イェン シュイ フェン パオ)(爆竹祭り)です。
毎年旧正月の十四日~十五日元宵の日に行われます。
同じく元宵行われる新北市平溪の天燈上げと並んで、「北の天燈、南の蜂炮」といわれるそうです。
台北の知り合いに聞いたところ「あれは危ないぞ。服は焦げるし、火傷はするし、目にでもあたったら一大事。行くのはやめたほうがいい。」と言われたことがあります。
で、どんなもんか調べてみました。
今回の資料は、主に中華民国内政部の宗教行事についてのサイトです。
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「世界十大危険祭りの一つ」
台南市の塩水地区で、毎年「元宵(旧暦1月15日)」に行われる塩水蜂炮(爆竹祭り)です。
昔は本当に爆竹を鳴らすだけだったそうですが、ロケット花火が登場してから、爆竹よりもロケット花火がメインで、しかも水平に近い角度で発射するので近くで見ているとやけどしたり、怪我をしたりすることもあるそうで「世界十大危険祭り」の一つとのことです。
まずは、その様子を御覧ください。
屋台のようなもの(砲台)に、ロケット花火を取り付けて発射するそうですが、その数は数千発から数万発になるのもあるそうで、これを近くで見るのは本当に危険だと思います。
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塩水蜂炮(爆竹祭り)の由来
塩水蜂炮の起源は、塩水地区で疫病が流行した際、武廟の関聖帝君に加護を祈願した住民たちが神輿とともに町内を巡行の道中で爆竹を鳴らして疫病神を驚かせて追い払ったことに由来すると言われています。
硫黄の硝煙によって実際に疫病が排除されたため、その後、毎年元宵節に関聖帝君が巡行を行い、爆竹を鳴らして神輿を迎えることが風習となって、現在まで受け継がれているとのことです。(内政部)
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砲台を作ってロケット花火を発射するには、事前に登録が必要だそうです。
写真のように、屋台のようなものにロケット花火をとりつけて砲台にします。
お神輿が回ってきたら、まず神銭を燃やしてお祈りをします。それから花火に点火して神様に捧げるのだそうです。
こんな砲台が、あちこちの家、商店で準備されているわけですよね。最初の動画では、これほどのロケット花火を使うのに、今まで火事などは起きたことは無いとか言ってましたが、本当かなぁと思ってしまします。
それに、写真で分かる通りロケット花火が水平打ちで飛んでくる訳で、これは怖いですね。
怪我しないように安全のために
内政部の説明では、
「参加者は怪我をしないように防護装備の準備が必要です。頭部には顔まで覆うフルフェイスのヘルメットをかぶり、首にはスカーフやタオルを巻き、綿入れやデニムの上着、長ズボン、手袋、平底靴や運動靴を着用してください。溶けたり引火したりする恐れのあるレインコートなどの衣服は着用しないでください。」との注意書きがありました。
塩水に行けば、至るところで防護服が売られているそうです。
ロケット花火が水平打ちで飛んでくるようです。 これくらいの”完全装備”をしましょう。
台南市塩水への行き方
2021年の元宵、旧暦正月15日は、2月26日です。なので塩水蜂炮は2021年2月25日~26日で行われます。
鉄道、バスで行く
1.台南駅又は嘉義駅から、台鉄で新営駅へ。所要25~35分
1.鉄道で「新営駅」下車、
2.新営客運バス「棕幹線又は棕1~3」乗車、塩水(鹽水)下車。所要20分程度 26元。
参考:新営客運バス 棕幹線 時刻表
タクシーで行く
いろいろな方の話を読んで見ると、当日はかなり道路なども混み合うようです。また、地方都市で駅前のタクシーも捕まえにくいかもしれません。
新営野駅から塩水武廟までは、所要20分程度、250元~300元程度。
運転手には、次の文を見せてください。
司機先生、請去 塩水武廟、謝謝。
塩水武廟
台南市塩水区武廟路87号
TEL: 06-6521264
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