目次
周りの屋台で、廟が見えない
台湾の城隍廟はその土地の守り神なので、にぎやかなところに後から建立されるのが一般的だそうです。
でも、この新竹都城隍廟は下の写真のように、先に守り神の廟が出来、その後に周りを屋台などが取り囲むように発展していったそうです。それで、外からは廟が見えない台湾でも唯一の城隍廟らしいです。
こんな風に廟を取り囲んで、食べ物屋やら物販点などがひしめいています。見えている屋根は廟の物です。この位置は、上の写真の真ん中上辺りです。
右奥のほうで開店しているみせでは、新竹名物の米粉(ビーフン)なんかを売ってました。
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城隍廟への入り口は３箇所
城隍廟への入り口門です。この門は、上の写真の左上「幸福堂」と書いている辺りです。
その他に２箇所、最初の写真の紅い矢印のところです。
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城隍廟には見事な細工がされています
城隍廟の正面です。
柱の彫刻や屋根の細工等が見事です。現在の廟は大正年間に建て直されたものだそうです。
屋根の軒下の作りや動物の細工、多分、戦の様子の彫刻等細かくて手が込んでいますね。
新竹の城隍廟は台湾で最も地位が高い
守り神の城隍爺様です。
『新竹の城隍様は、清の光緒皇帝から全台湾を管理するように特別に封ぜられたそうで、最も地位の高い「威霊公、新竹都城隍」と 呼ばれているそうです。』
『城隍爺は陰陽の神で、陽では悪を懲らしめ社会を正しくします。陰では人間の善悪を記録し、審判をくださいます。人間の警察、検察、裁判官を合体したようなところがあります。人に善事があれば天に通報し、悪事を行えば冥府に通報して、閻魔大王の生死簿に記録される』そうです。(ホームページから）
隣の建屋は「弥勒殿」書いてありました。ということは弥勒菩薩様なんでしょうか？
随分、日本の弥勒菩薩様とはイメージが違いますが…
弥勒菩薩というよりも布袋様と言った感じかなあ。
廟の目の前に屋台がたくさんあります
店の向こう側に廟への入り口が見えています。こういう風に城隍廟の周囲に屋台がある感じです。
阿城號(アァ チェン ハオ)は、100年以上になる米粉（ビーフン）の専門店です。
私も、駐在当時に初めて新竹に来た時に、同僚から「ビーフン食べるなら、阿城號がいいよ」と教えられました。
阿城號の炒米粉(炒めビーフン) 40元、槓丸湯(槓は扌)(肉団子スープ)40元等。ビーフンと何かスープを食べたら別の店に行きましょう。
こちらは、阿城號から何店舗か離れた阿忠(アァ チュン)肉圓(バーワン)です。肉圓は中国語ではロゥユエンですが、台湾料理の名前で台湾語でバーワンと言います。
とろみのある餅(白玉のような…)で、肉を包んだ料理です。
鍋に入っているのが肉圓です。ここでは、ネギ入り、筍入り、栗入りの肉圓を売っています。40元。
袋に入っているのは、家で食べる持ち帰り用です。
新竹中央市場と隣接しているのでこちらもぜひ
隣には新竹中央市場があるので、朝早くから肉・魚を買いに来る人、朝ごはんを食べる人でたくさんの人が集まります。
肉、魚、果物、野菜、雑貨等色々な生活に必要なものが一通り揃います。
新竹名産の米粉（ビーフン）や花生（ピーナッツバター）なんかもありますので、お土産にいいかも知れません。
新竹は海も近いので、魚も新鮮で種類が多いですね。
すぐ近くのスポット
城隍廟の近くには、新竹城の東門、竹塹城迎曦門があります。まだ整備中なので他にはこれと言って何もありません。
また、旧新竹州廳として使われていた大正時代建設の建物が、古跡として保存整備されて現在は新竹市政府として使用されています。
台湾のあちこちで、日本統治時代の古い建物を「台湾の歴史の一部だから」と大事に保存整備してくださっています。本当にありがたいことです。
新竹都城隍廟への行き方
城隍廟には、新竹駅から歩いても12～13分で着くと思います。
歩いて行く場合：
順路は、駅から中正路→円環→東門街 と歩いても、駅→林森路→復興路→東門街と歩いても時間は同じです。
新竹駅から800m位ですので、12,3分で着くと思います。
タクシーで行く場合：次の文を運転手に見せてください。
司機先生、請去 新竹都城隍廟、謝謝。
新竹都城隍廟
300新竹市北區中山路75號
TEL: 03 522 3666
周辺屋台の営業時間は、概ね10:00~21:00
（2019/12/21）
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