台湾の交通機関で、マスク着用義務化。違反者には過料

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当面、外国人は特別な許可でもない限り台湾には入境できませんが、マスク着用についての新しい規則ですので、一応記憶の片隅にでも…(2020/4/3)

4/1から公共交通機関でのマスク着用が義務化

台湾で1日から義務化された公共交通機関でのマスク着用に関し、中央感染症指揮センターは3日、係員の指示に従わなかった場合は感染症予防法に基づき、3千元から最大で1万5000台湾元(約5万3800円)の過料を科すと発表した。

陳時中指揮官はマスク着用義務化について、メトロ(MRT)や台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)などの公共交通機関においてマスクを着用していない利用者に対しては、まず注意を行い、それでも従わない場合に罰すると説明した。

各市の公共交通機関も方針に従う予定

前述の、マスク着用義務は台北のMRT、台湾高鉄(新幹線)、台湾鉄道だけで、各都市の公共交通機関については各地方政府が判断するとのこと。

但し、台北、新北、桃園、台中、台南、高雄の各市はいずれも3日、措置に従うと表明。各市内の路線バスやメトロでもマスク着用を義務付ける方針を示した。

外国人旅行客は、空港の免税店で購入可能

3月21日から、空港内の免税品店でマスクの販売が開始されていて、特別な許可を得て入境する外国人も購入できる。

同措置を発表した中央感染症指揮センターによると、販売するマスクは大人用が3枚1セット、子ども用が5枚1セットで、価格は各50台湾元(約190円)。搭乗券とパスポート、或いは航空券の購入を証明できる書類を提示すれば、1人1セット購入できる。

台湾に入境する許可のある人は、購入をお忘れなく。

(2020/4/3)

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