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ちょっと怪しげな「愛之船」で愛河クルーズ
愛河(アイホー )はもともとは日本の統治時代に作られた運河だそうですが、幅の広い真っ直ぐな河です。
その上を「愛之船 LOVE BOAT」とちょっと怪しげなネーミングですが、150元(¥600弱)で20分程度のクルーズが楽しめます。
この日は雨が降っていて時間も夜の8時過ぎだったのですが、鹽埕埔(イェン チェン プ えんていほ)站で高雄婆婆氷などを食べたあとに愛河クルーズに乗りました。
20分~25分ごとに出航するようです。「ようです」というのは、出航時刻の表示がなく、「次は何時?」と聞いても「さっき下っていったから、もうすぐ・・・」との答えだったんです。
台湾の中でも、それも南部なので「台湾南部時間」ということで、納得して雨のなか待っておりました。
そうこうするうちに、船がやってきました。この船は太陽エネルギーで動く船だそうで、振動も少なく静かな船でした。座席も30席くらいありました。
ガイド付きです。(中国語ですが・・・)
ピンクの照明でマイクを持ってというと日本ならカラオケでしょうが、これはそうではなく両岸の建物などを説明するガイドです。(中国語のみ)
それにしてもこの照明の色はどうなんでしょうかねぇ、それと20分間こうやってずっと立ってまじめに説明してました。まじめにというのは、中国人の乗客も5~6名いたんですが誰一人、クスっとも笑うこともなく、じっと聞いていたからです。
時々「前が見えませ~~ん」と言いたい時がありました。乗客の視界の妨げにならないようにとか、考えないのかなぁと思いました。
コースは河を上ってUターンして下ってくる・・・
結構低い橋の下をくぐったりして、500mくらいさかのぼったところでUターンして今度は下流に向かいます。
最初の橋は、橋の下まで照明がされていました。
誰かが橋の下の歩道でイタリアのカンツォーネを大きな声で練習していました。ふと見るとベネチアのゴンドラ船がありました。船頭が歌の練習をしていたようです。
貢多拉船と書いて、ゴンドラ船です。乗船料200元です。
河の両側は、遊歩道、公園になっていて市民の憩いの場になっているようです。
乗船したところから更に500mほど下流でまたUターンして上流に戻ります。
右岸には、台北101が出来るまでは、台湾一高い建物だった高雄85大楼。
夜に、船上からスマホで撮影したので、ブレブレですみません。
愛河の両側に乗船場がある
やがて、右岸に見えてくるこの建物は高雄国賓大飯店です。
この愛之船のメインの乗船場「国賓站」は、この国賓ホテルの前にあります。
国賓站の船着き場で、乗客をおろしまた、新たな乗客が乗船します。
國賓站のあたりには、カフェなどもあるので川面を見ながらお茶を飲んで語らう、ということもできますね。
じつは、この国賓ホテル前の乗り場の愛河をはさんで向こう側にも乗船場があります。
愛之船仁愛站乗船場です。
私は、向こう側の仁愛站から乗船してこちらの国賓站で下船しました。
降りる時に係員が「お前は向こうから乗っただろう?いいのか?」みたいなこと言ってましたが、OK!OK!で降りてしまいました。
この船は國賓站を出ると、仁愛站に行って同じように乗客の上下船をします。
仁愛站は高雄市二二八和平公園にありますので、夜に乗船する場合は少し回り道になりますが、公園内を通らずに大通りから河沿いの遊歩道を通って乗船場に行きましょう。
仁愛站の営業時間は国賓站とは出航時間が違うので、ご注意ください。
愛河クルーズ乗船場への行き方
乗船場の位置関係は、下記の地図のようになっています。
バスで行く
・高雄駅(建国二路の林森路口バス停)から: 60、248乗車、台湾銀行(健保署)下車 徒歩5分
・その他に台湾銀行(健保署)に停車するバス路線:0南、76,77,
・愛之船國賓站に停車するバス路線:168西
MRTで行く
・市議会站 または 鹽埕埔站 下車 徒歩10分程度。
タクシーで行く
・運転手に次の文章を見せてください。
司機先生、請去國賓大飯店前面的「愛之船國賓站」、謝謝!
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