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蓮池潭(リェン チィ タン れんちたん)
台湾の高雄で思い出すものと言えば、蓮池潭にある龍虎塔もその一つだと思います。
蓮池潭は、台湾新幹線の高雄駅(新左營駅)の南側にある大きな池で、周囲に龍虎塔だけでなく道教寺院、関帝廟や城隍廟、孔子廟などいろいろな寺院もあるところです。
龍虎塔からの蓮池潭の眺めです。正面の山の右側のビルのあたりが新左營駅です。
龍虎塔(ロン フゥ タァ りゅうことう)
蓮池潭の南端に龍虎塔はあります。
写真のように七層の建物で、中には螺旋階段があって上まで上がれます。
中国では、龍は吉祥、めでたいこと、良いことの象徴だそうです。逆に虎は良くない事の象徴だそうです。関係あるかどうかはわかりませんが、確かに「酒に酔って大虎になる」とは言いますが、「大龍になる」とは言いませんね。
龍喉から入って、虎口に出る
塔の一階が龍と虎になっていて、それが龍虎塔の名前の由来です。龍塔の内部には「二十四孝子」(中国人が親孝行の模範としている)や悪人が地獄で受ける「閻魔大王審罰刑図」などの絵が、虎塔には「十二賢士」や天国の世界を描いた「十殿玉皇大帝三十六宮将図」などの絵がある。
(出典:講談社世界の観光地名がわかる事典)
では、中に入ろうと思うと、こんな看板がありました。
なるほど、「入龍喉」龍の口ではなくて喉なんですね、龍の喉から入り、「出虎口」虎の口から出る、というのが良いそうです。
そうすると「消災解厄増吉祥」災いを消し、厄を落とす、吉祥(慶事)が増すそうです。
拝観料はないが、寄付すると絵はがきがもらえる
私はてっきり拝観料みたいなのを取られるんだろうと思っていたのですが、中に入るのは無料でした。但し、龍の方にも虎の方にも賽銭箱がおいてありました。
龍の喉から入って賽銭箱にコインを何枚か入れると、その音を聞いた受付のオジサンが「謝謝!」とお礼を言ってくれて、絵ハガキをくれました。
何も入れなくても、別に何も言われないようです。
龍塔の中の螺旋階段をぐるぐる回って、4階まで上がり外の回廊に出てみました。
4階からの眺めはこんな感じです。風が心地よかったです。
とりあえず上にあがるのはここまでにしておきました。
岸から龍虎塔までの通り道が、ジグザグになっているのは魔物は真っ直ぐにしか進めないので、ジグザグだと入ってこられないからだそうです。
龍の塔を出て見ると、龍も虎もちゃんとしっぽまで作ってました。
胴体は前半分だけで後ろはなくて建物の一階だろうと思っていたので、ちょっと感動。
虎の塔に上がるのは、パスしました。
蓮池潭沿いには、いろいろな道教寺院が・・・
蓮池潭の岸沿いには、道教の寺院がいくつも続いてあります。
塔の上から眺めると、龍虎塔の正面にある道教寺院は、あとで調べたら慈済宮といって保生大帝というお医者さんをお祀りしているそうです。
右の方100m位のところには、春秋閣、啓明堂という寺院があり、関帝をお祀りしているようです。そのずっと先にも池の中ほどに大きな像が見えましたが、これは玄天上帝といって北の守りの神様だそうです。
こんなふうに池に沿って右の方に歩いていくと、いろいろな道教寺院があり、更に行くと孔子廟を経て30分くらいで新左営駅に着きます。
龍虎塔への行き方
龍虎塔への行くには、台鉄の左營駅からだと、800mくらい徒歩10分くらいで行けます。
私は、新幹線の切符の引き換えと座席指定を取る必要があったので、新左営の駅からバスで行きました。
バスで行く
台鉄新左営駅(西側)1階のバス停から:
・ 301 20~30分に一本。蓮池潭(勝利路)下車すぐ。
・ R51 30~40分に一本。 蓮池潭(勝利路)下車すぐ。
・ E05 1時間に一本程度。 蓮池潭(翠華路)下車、徒歩約10分。
高鉄(新幹線)左営駅(東側) 1階バス停から:
・ R35 30~40分に一本。 蓮池潭(勝利路)下車すぐ。
MRTで行く
・MRT生活園区下車。 徒歩20分またはバスR35に乗車蓮池潭(勝利路)下車。
タクシーで行く 次の文を運転手にみせてください。
司機先生、請去 龍虎塔 謝謝。
おまけに、こんなのがありました。
新左営の駅に「盲人按摩」がありました。台北では、通路に椅子置いているだけのところが多いと思いますが、ここではテナントのように、店を構えてました。
10分100元だったのと、ちょっと疲れがでていたのでマッサージしてもらいました。
20分で終了、200元でした。なかなか上手でした。
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