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天燈(ランタン)揚げの平渓(ピンシー)・ 十分(シーフェン)
毎年旧正月15日(元宵節)には、一斉に何百という天燈(ランタン)が揚げられる有名なランタン祭りが行われます。
その短い路線の駅毎に、猫村、台湾のナイアガラ、天燈揚げ、懐かしい昭和の街並みなどの特色があります。
平渓線への行き方:瑞芳駅で乗り換え
台北駅、松山駅、瑞芳駅で平渓線一日乗車券が購入できます。
各駅で下車して、観光するなら一日乗車券がお得だと思います。
紙に「平渓線一日週遊券(全票)1張 」(一日券(大人)1枚の意味です)と書いて窓口に出してください。1枚80元です。
瑞芳駅から青桐駅(艹に青)の間が乗り降り自由になります。
1時間に1本しかないので、発車時間はよく覚えておきましょう。
十分の天燈(ランタン)揚げ
猫好きの方は、瑞芳の次の駅「猴硐駅(ほうとん)」で下車。駅周辺には猫が沢山いるそうです。
「十分駅(シーフェン)」は線路ギリギリに商店の軒が出ていてぶつかるのではないかと思うほどです。
列車が通り過ぎると、線路の上で天燈揚げが始まります。
願い事の種類で色が違うので、看板の組み合わせの番号でランタンを買います。
十分瀑布(台湾のナイアガラ)
十分老街から、歩いて20分ちょっとのところに台湾で幅が最大の十分瀑布(通称:台湾のナイアガラ)があります。
本物のナイアガラ滝をご存じの方は「えっ?」と思うかもしれませんが、それなりに立派な滝だと思います。
免許が不要なレンタルの電気バイクもあります。歩かなくて良いので楽ですが、バイクに乗ったことのない人はやめておいたほうが良いかもしれません。
旧正月15日の元宵節に行われる天燈揚げ
駅前には古くからの街並(老街)があり、昔からの商店や食堂も多いです。
平渓では、旧正月15日の元宵節に天燈(ランタン)祭りがおこなわれ、その時に一斉に何百という天燈が揚げられます。ディズニーアニメの「塔の上のラプンツェル」のモデルの一つと言われる天燈(ランタン)揚げです。
終点の菁桐(せいとう)駅では、昔の炭鉱の記念館があります。
終点の菁桐駅からどうするか?
終点の菁桐駅からのコースをどうするかは、大きく3つあります。
2.日の入りまで2時間位あれば、瑞芳まで戻り九份へ行く。茶館で夕景、烏龍茶を楽しむ。
3.日没まで時間がない場合は、瑞芳から基隆へ鉄道で行く(途中、七堵(チードゥ)で乗換て、30分位)。基隆の廟口夜市で海鮮の料理を食べる。(海鮮では台北の夜市よりも、基隆の方が上と言われています。)
または駅前のバスセンターから高速バス1813です。55元。30~40分程度。
バスセンターは駅前にあるので、すぐに分かると思います。(価格は2017年7月現在)
参考情報:旅行用品、持っていくといろいろ便利