2019年7月1日より、テイクアウト以外の客に使い捨てのプラスチック製ストロー提供が禁止

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使い捨てのプラスチックストローの提供が禁止されます。

2019年7月1日から、ファーストフード店やデパートのフードコート等で店内での飲食時には、使い捨てのプラスチックストローの提供が禁止されるます。今のところテイクアウト分や、夜市の屋台や個人商店については規制対象外ですが、ゆくゆくは有料化、禁止となる予定。

台湾マクドナルドは、冷たい飲み物用にストローなしで直接飲める新たなふたを順次導入する。6月末までに台湾全土の全店舗でプラスチック製ストローの提供を終了する予定。

政府の政策に呼応し、テイクアウトについても、店内飲食ともにストローの提供をやめる。子供などストローが必要な客には紙製ストローを提供する。台北市の店舗では、4月末までにプラ製ストローを全面廃止。

 

(以下、TAIWAN TODAY記事 2019/5/2)
7月1日より、公的機関、公私立学校、百貨店及びショッピングセンター、チェーンのファストフード店がテイクアウト以外(店内で飲食)の客に使い捨てのプラスチック製ストローを提供することが禁じられる。

違反した場合、一回目は書類で警告し、その後の検査でも改善されていなかった場合、「廃棄物清理法」に基づき1,200台湾元以上6,000台湾元以下(約4,278日本円以上約2万1,390日本円以下)の罰金を科す。この使用制限の内容は遅くとも来週には公布する。

環境保護署の沈志修副署長によれば、プラスチック製ストローの使用制限は世界の潮流だと強調、環境保護署はこの政策を通じて人々の習慣を変えていきたいと希望しており、そのためまず「ストローが必要とは限らない」店内での使用制限から始めて消費者と業者が徐々に適応できるようにしたいと説明した。

同政策実施後、業者が店内でストローを提供する場合、それは従来のものに代わるものでなければならない。例えば「生分解性プラスチックのストロー」。このストローはリサイクル可能なゴミに分類される。このため人々が協力すればリサイクルの仕組みに乗せることが出来、専門的な処理も可能になる。

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