倉敷 ~ 美観地区の路地歩きが面白い(2022/12)

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倉敷「美観地区」 ~ 昔は海だった水運の拠点

2022/12に久しぶりに高松へ行き、その後、倉敷市へ行きました。

倉敷市のこの辺りは、中世には高梁川の河口で海だったそうで古くから瀬戸内海運の需要拠点だったそうです。

また、江戸時代には高梁川の水運を利用し、高梁川河口付近に位置した倉敷湊を年貢米をはじめとする物資の集散地として活用、倉敷村は重要拠点として栄えました。倉敷という地名はいろいろな物資を納めた土蔵に由来するするそうです。(wikipediaによる)

その倉敷の天領時代の一角が下の地図の様に「美観地区」として保存整備されています。

倉敷美観地区の絵地図(倉敷市)


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早朝の美観地区を散策する ~ 喫茶エルグレコ

倉敷では美観地区のそばにある倉敷国際ホテルに泊まりました。翌朝、早起きして美観地区の掘割のあたりを散策しました。

美観地区への道路を入って行くと、最初に目につく建物がこの「喫茶 エルグレコ」です。外壁にツタの生えた趣のある建物です。中は昭和の喫茶店という感じです。

美観地区をぐるっと回って最後に休憩するのにもよいと思います。

美観地区にある喫茶エルグレコ


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大原美術館~大原孫三郎が、友人の画家児島虎次郎のために建てた

大原美術館は、倉敷を基盤に幅広く活躍した事業家大原孫三郎が、前年去した画家児島虎次郎を記念して昭和5年に設立した、日本最初の西洋美術中心の私立美術館です。」(wikipedia}

大原孫三郎は、現在のクラボウ、クラレ、中国銀行、中国電力の社長などを務め、大原財閥を築き上げた人物です。友人の画家児島虎次郎を欧州に留学させ、ヨーロッパの絵画の蒐集をさせたそうです。

その時に蒐集された美術品が展示されています。

大原孫三郎が友人児島虎次郎のために建てた大原美術館

中央の絵がエル・グレコ作の「受胎告知」です。大原美術館の目玉になっている絵です。


大原美術館の向かいには旧大原家の本宅があります。因みに先ほど紹介した喫茶エルグレコは。元々は大原財閥の管理事務所として建てられた建物だったそうです。

旧大原家本宅


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倉敷町役場として建てられた洋風木造建築

ちょうど倉敷川の曲がり角に立つ旧倉敷町役場として建築された建物です。現在は観光案内所として利用されています。

旧倉敷町役場。現在は観光案内所


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倉紡製品原綿積み降ろし場跡

早朝だったので行ってないのですが、この写真の後方にあった倉敷紡績の工場(現アイビースクエア)に、原材料やできあげった製品の積み降ろしをしていたところですね。

工場跡(現アイビースクエア)には、大きな重い扉が残っていて、その扉を吊るすレールが斜めに上がっていて、女性の力では重くて開けられなくなっています。

これは女工たちが仕事が辛くて逃げだしたりしないようにするためだったそうです。

倉紡製品原綿積み降ろし場跡


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倉敷川 ~ 両岸には白壁の土蔵。潮の干満を利用して水運に利用。

昔はこの辺り高梁川の河口で、港でもあったそうです。倉敷川の両岸には物資を保管した土蔵がずっと立ち並んでいます。当時は、いろいろな蔵から荷物を積み出したり、逆に倉に荷物をおさめたりして船が行き来していたんでしょうね。

両側に土蔵が立ち並ぶ倉敷川


裏通り、路地を歩くのがおもしろい

美観地区には倉敷川の両岸だけではなくて、裏通りにも土蔵があってその間の路地を歩いてみるのも楽しいです。外国と違って、日本ですから狭い路地でも安心して入っていけますよね。日が暮れて薄暗くなるとちょっと入っていくのが怖いときもありますけど・・・。

どこに繋がるのかも分からずに、旧大原家住宅の周りの路地に入ってみました。

土蔵のなまこ壁が美しい。大原本邸裏道。




倉敷考古館。こんな風に壁一面がなまこ壁になっている土蔵は、あまり見かけませんでした。

壁一面がなまこ壁の土蔵

「美観地区」だけに公衆トイレも周りの雰囲気を壊さないように配慮されている。

公衆トイレもあまり目立たないように。



黒塀(焼杉)の路地

壁板に焼杉を使った家屋の路地に入ってみました。この杉板を焼いて板の耐久性を増す方法は、西日本でおこなわれる方法だそうで、東日本では焼く代わりに墨を塗るそうです。

ここは、夜だったらちょっと入れないかもしれませんね。突き当りは、確か駐車場になっていたと思います。

黒塀(焼杉)の路地



土塀と竹垣の路地

右の竹垣は旧大原家本宅。左側は一般住宅です。



路地の奥には何があるのかな?と少しワクワクしながら歩いていました。


左写真の突き当りは旧倉敷紡績の工場跡。現在はアイビースクエアと名前を変えホテルやレストランなどがある施設になっています。



路地にもレストラン、カフェやブティックなどもいろいろ

下の写真は、倉敷川と本通りの間の旧大原住宅の周辺の路地を歩いたところをGoogleMapsで見たものです。狭い路地の先にいきなりレストランがあったり、ショップがあったりしました。朝早くだったのでどこも開店しているところはありませんでしたが・・・。

路地の先がどこに続くのか分からなくて、迷路に入ったような気もします。ちょっと路地があれば、狭い路地でも思い切って入ってみると面白い発見もありそうですよ。

道に迷って路地を歩き回るというのも、また旅の楽しさの一つですよね。

大原家住宅の周りだけでなく、大原美術館の南側、倉敷川とアイビースクエアの間にも路地があるので入ってみたらいいと思います。





(2023/01/10)



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