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ワクチン接種証は海外旅行用の接種証明ではない!
最近、私の知り合いで立て続けに、海外旅行用のワクチン接種証明のことを勘違いしていた人たちがいて,危うく予約していた海外旅行に行けなくなるところでした。
その人たちは、コロナワクチンを打った時にもらった接種証の書面が海外旅行用にも使える証明書だと思い込んでいたんです。
何かの話でワクチン接種証明の話になって、「それ,違うよ!」と教えてあげましたが、彼らも大慌てで区役所行ったり,アプリをダウンロードするとのことで事なきをえました。
話を聞いてみると,このことを勘違いしている人も結構多いような気がします。
日本の水際検疫も緩和されて,これから海外に出かける人も多くなると思います。万が一ワクチン接種証明のことで勘違いされている人がいたら,是非教えて上げてください。
海外旅行用のワクチン接種証明は、国際的に共通の様式がある
ワクチン接種時にもらった接種証は、日本国内だけで有効です。海外旅行には使えません。
その接種証を持って空港に行っても受け付けてもらえず,飛行機に乗れないことになります。
海外旅行用ワクチン接種証明書は、スマホ、マイナンバーカード,パスポートを持っている方はアプリをスマホにダウンロードして、国際標準の様式でスマホ画面に表示することができます。
ダウンロードした接種証明書のアイコンです。
下の写真が、スマホ画面の海外旅行用の接種証明書を開いた画面です。
赤い帯の部分が,海外用。下の青い帯の部分は日本国内用です。
「04-JUL-2022」に4doses(4回目接種)を受けたとの表示があります。
「詳細を表示」をタップすると、QRコードが表示されて、ワクチンの種類や個人情報が記載されていると思います。(一応,個人情報なのでモザイクかけました。)
海外旅行に行くときや,外国の入国の時にはこの画面を見せます。
アプリのダウンロードはデジタル庁のサイトから
ワクチン接種証明アプリは,次からダウンロードできます。
アプリをダウンロードしてインストールするには,マイナンバーカード、有効なパスポートが必要です。
パスポートの期限が切れていたり,持っていない人は海外用の証明書は発行できません。ただし国内用であればパスポートは要りません。
デジタル庁の接種証明アプリの説明
・App Store (iOs)
新型コロナワクチン接種証明書アプリ :App Storeウェブサイト
・GooglePlay (Android)
新型コロナワクチン接種証明書アプリ :Google Playウェブサイト
スマホやマイナンバーカードを持っていない場合は市町村などに申請
スマホやマイナンバーカードを持っていない人は、市町村などに申請して書面のワクチン接種証明をもらうことになります。
申請先は、接種を受けた際に住民票のある市町村(通常は接種券の発行を受けた市町村)です。転居などにより、接種時毎に、別の市町村の接種券を使用して接種を受けた場合には、接種時点で住民票のあるそれぞれの市町村が申請先となります。
詳しい申請方法などは、厚生労働省の下記サイトをごらんください。
接種証明書の申請と発行*
または,接種券を発行した住民登録のある市町村に問い合わせてください。
(2022/10/12)