台北の悠遊カードで鉄道(台鉄)に乗る

悠遊カードを鉄道で使う時にも割引になります

悠遊カードを台鉄で使うと運賃が割引になります。

割引の方式は、列車の種類で違います。

1.莒光号(急行)、復興号、区間車(普通車)は全区間乗車料金が、普通区間車料金の10%引きで乗車できます。

2.自強号(特急)は、乗車駅から70km以内は、普通区間車料金の10%引きで乗車できます。

利用距離が70kmを超える場合、運賃は以下の2つの運賃の合算となります。

・第1区分:70kmまでの区間車運賃を10%割引します。
・第2区分:70kmを超える区間の運賃は、自強号の賃率(NT$2.27/km)で計上されます。

自強号などの指定席には、空席があれば座っても構いませんが、座席指定券を持っている人が来たら席を立たなればいけません。

但し、普悠瑪プユマ号、太魯閣タロコ号、その他団体特別列車などの全席指定席列車には乗車できません。




悠遊カードの優待カードを持っている場合は要注意です

優待カードは、12歳以下の学童や、65歳以上のシニア、身体障害者及び付添いなどが買えるカードです。

学童の場合は問題ないのですが、65歳以上のシニアが使用すると問題が起きます。

何故なら台鉄には65歳以上の”外国人”に対する割引がないからです。

65歳以上の割引は”台湾籍”か”台湾に永住権がある外国人”が対象です。

もし、外国人観光客であるあなたが、優待カードで改札を通ると「シニア割引」ではなく「子供料金」で改札を通ったことになります。

もしも、車内検札で見つかると、運賃の差額と50%の追加料金を請求されますのでご注意ください。

但し、自分から車掌に差額支払いを申し出ると、50%の追加料金は請求されません。

更に、優待カードでは、現金払いと同様に悠遊カードの運賃10%割引がなくなってしまいます。

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悠遊カードの使用方法・・・鉄道、MRT

悠遊カードの使い方は、日本のsuicaやicocaなどと全く同じです。
乗降時、鉄道の改札口やバスの乗車口にあるセンサーのところに悠遊カードをタッチします。

平渓線などの鉄道のローカル線無人駅にも、改札口付近にタッチするセンサーがあります。

下の写真のように「ひっそり」と立っているのでうっかりすると見過ごしそうです。

列車を降りた時、乗る時には忘れずに悠遊カードをタッチしてください。

赤丸内が十分駅のICカードセンサー。

乗り降りのどちらかでタッチを忘れると、悠遊カードに「乗車記録」がないので下車駅にきて改札でトラブルになるかもしれません。

恥ずかしながら、私はこれをやってしまい到着駅の基隆駅でゲートが開かずに、駅員に説明するのに結構大変な目に会いました。



(2017/04/10)(2019/08/11)




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