被官稲荷神社にも、お参りを
浅草寺でお参りした後、ほとんどの人はそのまま仲見世を見物して、スカイツリーの方か上野の方かに行くんじゃないでしょうか?
浅草寺に行ったら、ちょっと分かりにくいんですが、ついでにぜひ行ってほしいところがあります。
私がおすすめしたいのが、浅草寺の隣の浅草神社の裏にある小さなお社、被官(ひかん)稲荷神社です。
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出世稲荷とも言われる小さなお社
被官稲荷神社は、出世稲荷とも言われます。被官は官職を得るということで出世を意味しています。
就活中の人や、会社で上を目指して頑張っている方は一度お参りしてみては如何?。
あまり知られていないからでしょうか、お参りに来る人の数はそんなに多くありません。
被官稲荷神社は写真の通りの小さなお社です。(現在、鈴は外されています)
稲荷(いなり)は稲成りのことで、稲荷神は元々は穀物や農業の神様だったのが、今では商売繁盛の神様としても信仰されています。
お社を覆う屋根は大正時代頃に建てられたものとのことです。
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町火消しの「を」組の組頭 新門辰五郎が創建
お社の前に立っている神社の由来には、江戸の町火消し十番組「を」組の組頭、新門辰五郎という人が、妻女の病気全快のお礼に創建したとあります。
新門辰五郎は、町火消し「を」組の組頭というだけでなく、侠客、博徒、的屋、香具師の元締めでもあったそうで、現在で言えば「反社」の親分ということになるのかも知れません。
世界最大級の宿泊施設予約サイト Hotels.com!稲荷神様のお使いは狐
あちこちの稲荷神社には、狐が必ずと言っていいほど鳥居の所に鎮座しています。狐はお稲荷さまの言葉を伝えたりするお使いとして知られています。狭い境内に、狐の石像がいくつも置いてあります。
被官稲荷神社には、狐の人形が建屋に置いてあります。
この狐の人形は、神様へのお使いとして自宅に持ち帰り、願い事などを神様に伝えていただくことが出来ます。
願い事が叶えば、被官稲荷神社にお礼参りをして、狐にはお帰り頂くと教えていただきました。
雌雄一対で頂いて帰ります。初穂料は¥1500です。
被官稲荷神社の社務時間は、毎月1日、15日の9:00~15:30なので、その他の日は浅草神社の方に納めます。
手作りなのでお顔も微妙に違います。
この狐は一体一体手作りでお顔描きされているので、微妙にお顔が違います。
オスメスの違いは、ヒゲがあるのがオス、ないのがメスです。
じっくり見ていると、ヒゲの形、目の形、上がり目、下がり目いろいろあリます。
時間かけて、イケメン雄狐、可愛い雌狐を選ぶのも楽しいと思います。
我が家の二対の狐
ちなみに我が家に来ていただいたのは、下の写真の二対です。
見ていただくとわかるように狐の種類が違います。
右側の小さい方は、京都の伏見でつくられて被官稲荷神社に納められていたと聞いています。
やはり、京都でつくられたせいか、お顔もお公家さん顔で、目の形なども全くちがいますね。
この伏見で作られた狐は、現在は被官稲荷には納められていませんので、ずっと我が家にお引留めしています。
左側の狐が、現在被官稲荷に納められている今戸焼の狐です。
確か我が家に来ていただいているこちらの狐は、先代をお返しして、また来ていただいた二代目だと思います。
本当は、お稲荷さんには、水だけではなくて好物の油揚げをお供えするのだろうと思います。
まぁ、お参りに行った時にいただく御札のような感覚で置いています。
皆さんも、浅草寺にお参りに行ったら、ぜひ被官稲荷神社にもお参りしてみてください。
(2021/02/05)
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