浅草・浅草寺 界隈(1)~ 東京・台東区浅草

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上野・台湾料理「阿里山」で牛筋麺ランチのあと浅草へ

上野の台湾料理「阿里山」で牛筋麺と半チャーハンのランチを食べた後、久しぶりに浅草の浅草寺にお参りに行くことに。

新型コロナの影響で初詣にも行ってなかったし、ちょうどいいと思いました。

阿里山からは、調理用器具の問屋街合羽(かっぱ)橋商店街を通って、ぶらぶら歩いて15分もあれば十分です。

コロナ以前は、合羽橋の問屋街は、外国人観光客も多くとても賑わっていましたが、私が行ったときは営業していない店も多く、ちょっとさびしい感じがしました。

合羽橋問屋街から浅草の方に向かっていくと、正面にスカイツリーが見えます。

吾妻橋交差点も撮影ポイント

吾妻橋の交差点からは、これも浅草のランドマークの一つアサヒビールの本社ビルが見えます。

グラスに入ったビールと泡をイメージしたビルで、泡の部分の22階は展望レストランになっていて、一般人も入れます。

隣の有名なウ◯コビルは、フラムドールと言って「金の炎」燃え上がるアサヒビールの情熱を表しているオブジェだとか。

ここは記念写真ポイントですよね。

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浅草寺 雷門

浅草の観光と言えば、ここからスタートでしょう。

金龍山浅草寺雷門。御本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)

観光客が多いときは、この前で記念写真を取る人が途切れず、また人力車の呼び込みのお兄さんも大勢いたのですが、この日はこんな感じ。人力車の呼び込みも数人。

門には、向かって右側に風の神(風神)、左側に雷の神(雷神)が祀られています。

雷門は、幕末に火事で焼失。その後95年間再建されていませんでしたが、1960年に再建されました。

再建したのは、松下電器(現パナソニック)創業者の松下幸之助氏。

関節痛が快癒したお礼に寄進したとのことです。

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宝蔵門(仁王門)

仲見世の通り過ぎて歩いて行くと、2つ目の山門 宝蔵門があります。仁王様があるので仁王門とも。

門を守るのは金剛力士像、通称 仁王様です。向かって左側の仁王が口を開いた阿形(あぎょう)、右側が口を閉じた吽形(うんぎょう)の仁王像です。

阿(あ)吽(うん)の意味は、サンスクリット語で最初の音が阿(あ)、最後の音が吽(うん)で、物事の始まりと終わり、一対のものが息を合わせて協力することなどを意味するようになりました。

宝蔵門は、1945年3月10日の東京大空襲で焼失します。

現在の宝蔵門は、1964年に大谷米次郎氏が寄進して再建されたものです。

大谷米次郎氏は、日雇の労働者から大相撲の力士になり、力士引退後、鉄鋼業を立ち上げ、その後ホテルニューオータニを創業した方です。

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浅草寺本堂(観音堂)

御本尊の聖観音像を安置する本堂です。

そもそもの浅草寺本堂は、628年に浜成、竹成の漁師兄弟の網に仏像がかかり、それを安置したのが始まり。

国宝だった元のお堂は1945年の東京大空襲で消失してしまいました。

現本堂は、1958年に全国からの寄付浄財で、再建された鉄筋コンクリート造りのものです。

本堂前には香炉があります。ここに線香をお供えして、その煙を身体の良くない部分に当てるとご利益があると言われていて、たくさんの人が煙を身体に当てています。(この写真はコロナ前のものです。)

私も頭や財布に結構煙をあてましたが、あまりご利益なかったような・・・ 

やはり、人様の線香の煙じゃだめなんでしょうかね。

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提灯は昔の広告サイン

本堂に上がる階段の下から見上げると、大きな提灯には「志ん橋(しんばし)」と書かれています。

私は、いままで知らずに志ん橋(しんきょう)と読んで、落語家さんか誰かが寄進したのかと思っていました。

これは昔、新橋の料亭、芸者組合が寄進したもので、今で言う「ネオンサイン」「広告看板」みたいなものだそうです。

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御本尊は絶対秘仏で非公開

本堂の内部です。正面の厨子の上段に御本尊が納められています。

残念ながら645年‼に絶対秘仏として非公開になり、それ以来見ることが出来ません。(大化の改新、虫五(645)匹)

浅草寺の住職には、見ようとした人もいるようですが、厨子の扉を開けた瞬間に目が暗くなって見ることが出来なかったなどの言い伝えがあるそうです。

でも「御本尊は見せられない」では、身も蓋もないので、「前立ち御本尊」という身代わりにコピーのような仏像が857年に作られ、厨子の中の下段に安置してあります。

身代わりの御本尊でも、ご利益は同じということらしいのですが、しかし前立ち御本尊もいつでも見られる訳ではありません。

年に1度だけ12月13日の午後2時頃からの法要で観音経を読誦する間約15分間だけ一般公開されます。

その前立ち御本尊が見られるのも、当日本堂に上がって、しかも厨子の正面にいないとよく見えないようです。

お経が終わると、すぐに幕が降り、厨子には封印がされてしまいます。
(写真は神社・寺御朱印めぐり.com様からお借りしました。)

なんだかすごい秘密主義ですね。

こんな風なので、ホントに秘仏本尊が入っているのか?と思う人もいたようで、「秘仏本尊の聖観音像は、長期間にわたって見る者がなかったので、明治時代には実在が疑われるようになった。

明治2年に役人が来て調査を行ったところ、本尊はたしかに存在していることが明らかになったという。

この時の調査によれば、奈良時代の様式の聖観音像で、高さ20センチほど、焼けた跡が伺え、両手足がなかったという」(Wikipediaより)

とりあえず、12月13日午後2時には予定を入れておきましょう。

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お寺では、拍手はしません

浅草寺の本堂でお参りしている時にちょっと気になることがありました。

お参りしている人を見ていると、時々「二礼、二拍手、一礼」をしている方がいました。

「それ神社でのお参りの作法ですよ」

お教えしようかなとも思ったんですが、見ず知らずの方にはなかなか言えませんよね。

お寺では、拍手(かしわで=パンパンと音を出して手を叩く)はせずに、手のシワとシワを合わせて、シアワセ。南無~です。

「二礼、二拍手、一礼」をしている方は、丁寧にお参りしている気持ちはわかります。

でも作法ですから、もしお知り合いにそういう方がいらっしゃったら、教えて差し上げてください。

でも、お寺か神社かまぎらわしい場合もあるかも知れませんね。

浅草寺の場合も、すぐ隣には「浅草(あさくさ)神社」が同じ境内にありますしね。

本によると、鳥居があるのが神社、山門や仏像、お墓があるのがお寺ということで区別します。

お間違えのないよう。

(2021/02/02)

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