台湾のトイレの話…

※2017年6月以降、環境保護署管理下の公衆トイレや、台北MRTのトイレでは便器に流せるトイレットペーパーを使用するように指示が出ています。何らかの事情でトイレットペーパーを流せない場合は、トイレの個室内にステッカーで案内が貼っているはずです。

民間の古い建物では、すぐには変わらないかもしれませんが、日本人には朗報ですね。

　トイレの使い方。ちょっとご注意！

今までの高尚な話から、いきなりトーンダウンで下ネタになってしまいます。
トイレの使い方、小ではなく大の方のトイレの使い方の話です。

台湾の古い建物の水洗トイレには、配管が細いためか、トイレットペーパーの紙質が
良くないためか、詰まりやすいので、便器に流してはいけないところがあります。

それを知らずに、昔の故宮博物院のトイレで、紙詰まりさせてしまい、
そのままにして逃げてしまったことがありました。(笑)
（今は、改装されているので大丈夫と思いますが・・・）

ホテルやレストランなどのトイレの個室に大きめのカゴがある場合は、使ったトイレットペーパーは便器に流さずに、そのカゴの中に捨ててください。

※写真はイメージです。

便器の中にペーパーを入れて流そうとすると、紙の質が水に溶けないものであったり、流す水の圧力が弱かったりして詰まることがあるからです。

トイレットぺーパーは、拭いた面を内側にして、カゴに捨てるのがエチケットです。
とは言っても、カゴに捨てるって、これは抵抗感ありますよね？
それにもう一つ、日本ではほとんど常識のトイレのウォシュレットがあるところがまだ少ないんです。

トイレを使う前に一度水を流してみてください。

もし、便器の水が日本のトイレのようにゴーッと勢い良く流れるようであれば、
多分、紙を流しても詰まることは少ないと思います。

もしも、便器に　TOTO、INAX などの日本製のロゴマークがあれば一安心です。

何といっても信頼のジャパニーズブランド！
このロゴマークがあれば、多分大丈夫。

そうではなくて、便器の中の水位がジワーっと上がってきて、ジワーっと流れるタイプであれば要注意です。

一度に沢山の紙を流すと、詰まる恐れがありますので、少しずつ流すか、カゴにすててください。
最近できた新しいホテルなら大丈夫かもしれませんが、古いホテルでは注意した方が良いと思います。

ホテル以外でトイレに入った時に、壁に５０ｃｍくらいの大きな紙のロールが、取り付けられていることがあります。

その場合、ひょっとしたら個室内にはペーパーがない場合があるかもしれませんので要事前確認です。その大きなロールから必要なペーパーを取ってから、個室に入りましょう。

こういうときのための秘策というほどでもありませんが、私はトイレットペーパーの芯を抜いたものを、ジップロックに入れて空気を抜いて、バッグに入れて持ち歩いています。

これ、便利ですよ。トイレで使うだけではなくて、ティッシュ代わりに、メガネやカメラのレンズを拭いたりいろいろ使えます。特に台湾の田舎や東南アジア方面などに旅行に行く時には必需品だと思います。

台湾の「行政院（内閣）環境保護署は3月14日、トイレットペーパーを便器に流すことを
奨励する政策の本格始動を宣言した。衛生改善が目的で、国民の意識改革を求めている。」そうです。
今後は、台湾で販売するトイレットペーパーを水に溶けて詰まらない物にしていくようですね。

※知り合いに聞いた話です。C国の団体旅行で(多分年配の人？）便座に座るのではなくて、便座に土足のまま上がって、しゃがんで用を足す人がいるらしいです。

足をすべらして、怪我でもしたら大変だと思うのですが、そういう習慣なんでしょうね。
便座クリーナーも用意していった方がいいかもしれません。

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