台湾東部の 花蓮(ホァ リェン)に行く1

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5月のGW連休後に花蓮に行きました

前回、2018年2月6日に訪台したのですが、台北に到着してホテルにチェックインし翌日の計画などの確認をしていたまさにその時、突然大きな揺れを感じました。

その直後に突然スマホから警報音が鳴り出しました。
その時のスマホ画面の警報がこれです。

元々、今年の後半くらいに台湾の東部海岸、蘇奥、花蓮、台東などに行きたいなと漠然と考えていました。

でも、この地震のことがあってGW連休明けに花蓮に行って、ささやかではありますが現地で散財?し「花蓮加油!」してこようと思いました。

とは言っても、現地にいられるのは半日位ですが・・・

花蓮へは鉄道が便利

花蓮に行くのは、やはり鉄道が一番便利だと思います。

自強号など特急に乗れば二時間半位で到着します。

今回は自強号普悠瑪(プユマ)列車で行きました。

花蓮までノンストップです。
当日は、残念ながら天気は曇り、時々雨。日頃は天気男なんですが・・・

チケットのとり方などは「日本から台湾の鉄道の切符を予約購入する方法」を参照ください。

花蓮へ行く途中の見どころ

台北を出てから花蓮に到着するまで、途中、瑞芳、宜蘭、蘇奥などを通リます。

今回は素通りしますが、それぞれに見どころがあります。

瑞芳(リュイファン)は九份への入り口の駅です。

駅前からタクシーかバスで九份老街まで20分程度で行けます。

天燈(ランタン)揚げの平溪(ピンシー)・十分(シーフェン)へも、ここから平渓線に乗り換えて行きます。

各駅停車で瑞芳の次の駅「猴硐(ホウトウ)」は、「猫村」としてネコ好きには有名です。

駅のホームに降りたとたんにどこかに猫がいる、そんな様子です。

宜蘭(イーラン)は、温泉でも有名ですが、美味しいネギ、三星ネギがあることでも有名です。

正好鮮肉小籠包は、その三星ネギをたっぷり使って、台湾でも小籠包ランキングTop10 に入る店の総本店です。

蘇澳(スーアオ)は、世界でも稀な炭酸冷泉があり、また漁港があるので海鮮料理も楽しめるところです。

蘇澳をすぎる頃からトンネルが多くなります。

このトンネルの上の山の断崖を通っているのが蘇花公路と言って、日本統治時代1924年から14年かけて難工事の末に道を通したそうです。

清水断崖 

台湾の東部海岸は、平野部が少なく2000m級の山がそのまま太平洋に落ち込んでいる所が多いです。

この写真の断崖は「清水断崖」と言って、断崖の高さ800m位からそのまま太平洋に落ちています。

自強号から一瞬ですがその断崖が見えます。

天気が良いときにはこんな感じです。

断崖の中程に左上に向かって筋が入っているのが分かるでしょうか?

これが清水断崖を開いて通した道路です。

ザイルで断崖の上から下りて来ては発破を仕掛けて、断崖を削っていくという作業をおこなったそうです。
(写真:タロコ国立公園管理処)

ここは、かなり不便なので現場に行くより遠くから見るだけにしておいたほうが良さそうです。

現地のガイドブック見ても、「近くの鉄道の駅(和仁又は崇徳)から旧道を3Kmくらい歩くと着く。

旧道は眺めが良いが、落石に注意。」みたいなこと書いてます。

行くのであれば、タクシーで花蓮から30Kmちょっと、50分くらい。

料金は片道700~800元くらいだろうと思います。

七星潭風景区 

七星潭(しちせいたん)は、花蓮空港の滑走路の先端辺りからの浜で、天気の良い日には青い海と長い浜がとてもキレイです。

但し、波が高いのと急に深くなるので水辺に近寄らないように看板が出ています。

浜には太魯閣から川が運んで来た石が、長い間に海の波によって削られて、丸い形や模様が入った石になっています。

七星潭遊客中心(観光センター)にはレンタル自転車もあるので、自転車でビーチをのんびり走るのも良いと思います。(1日150元)

七星潭への行き方(花蓮駅から約6Km)
バス:花蓮駅前 花蓮客運 105,1133A(太魯閣1日券・2日券)七星潭下車
タクシー:花蓮駅前から170~180元
レンタル自転車:花蓮駅前のジャイアント自転車レンタル 1日300元 スポーツタイプの自転車も借りられるので、市内観光にもいいかもしれません。

参考情報:台湾東部の 花蓮に行く2 (太魯閣 タロコ)
参考情報:台湾東部の花蓮に行く3( 花蓮のグルメ )

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