パスポート自由度、日本が世界一 英コンサルティング会社調査

パスポート自由度、日本が世界一

すでにTVニュースでご存知の方も多いと思いますが、日本のパスポートの自由度は世界一で189の国や地域にビザなしで訪問できるそうです。これは、日本という国への信用が高いことを示していると思います。

但し、なにかで読んだのですが、世界のあちこちの観光地では、以前なら東洋人をみれば「シャチョー、オミヤゲ、ヤスイヨ!」と声を掛けていた土産物屋の店員たちが、ここ最近は「ニーハオ、ライライ」と声を掛けるようになっているそうです。
この辺は、その国家の経済力を表しているのかもしれませんね。

イギリスのコンサルティング会社、ヘンリー&パートナーズは、自国のパスポートを所持してビザ無しで訪問できる国・地域などの数を示す、最新の「パスポート自由度」を発表した。

5月22日現在、日本のパスポートでは、189の国と地域にビザ無し、または到着時にビザを申請して訪問することができ、世界一となっている。

2位にはシンガポールとドイツがそれぞれ188ポイントで続いている。また、3位には、韓国やヨーロッパの5か国(フィンランド・フランス・イタリア・スペイン・スウェーデン)がランクインしている。

5位までにはアメリカやイギリスなどの欧米諸国、オーストラリアが含まれている一方、中国や東南アジア諸国、ロシアは開放が進むものの、依然として低い水準にある。2018年に入って世界中で40近くのビザ無し協定が結ばれており、今回の調査はそれらを反映したもの。

旅券紛失に関する注意喚起

なお、これに呼応するように日本台湾交流協会から、旅券(パスポート)紛失に関する注意喚起が出されています。日本のパスポートは、ブラックマーケットでは高値で売買されているという話も聞いたことがあります。十分ご注意ください。 

皆様、旅券(パスポート)紛失に注意してください。ここ数年、台湾観光に来られる方々の旅券紛失が他の地域における紛失率より高止まりしています。原因は大半が皆様の不注意によるものです。スリや窃盗による紛失ではありません。
 
旅券在中のカバンや財布等をタクシーやバスの車内、飲食店に置き忘れるといった事例がほとんどなのです。台湾は日本と同じく安全で日本人に対して優しいということで、つい気を緩めてしまうのかもしれません。勿論、空港、有名観光地(九份等)や夜市(士林等)では、盗難被害も報告されています。そして、紛失した旅券が見付かることは余りありません。
 
旅券は日本国政府が皆様に発行する国際的な身分証明書です。紛失旅券は、偽変造されて不法な出入国に利用されたり、皆様の知らないところで犯罪に利用されたりする可能性があります。
 また、旅券を紛失し見付からなかった場合、飛行機にも乗れません。旅券の再発給や「帰国のための渡航書」の発給を受けなければなりません。発給を受けるためには、その前に台湾当局(移民署、警察)への届出・戸籍謄本といった、各種書類を準備していただかなくてはなりません。労力、時間、費用がかかってしまいます。
 皆様、どうぞ旅券保管に十分ご注意ください。

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