(3/24~)海外在外公館でのパスポート等取得、戸籍謄本の提出不要に

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海外で再発行の場合、戸籍謄本などの書類の提出が不要となる

日本の在外公館での旅券(パスポート)や証明の申請で、「戸籍電子証明書提供用識別符号」の利用に3月24日午前6時(日本時間)から対応する。

外務省と法務省の間で、戸籍情報のシステム連携が開始されることに伴うもの。

これまで、戸籍謄本や戸籍抄本の提出が必要とされている申請で、申請者が「戸籍電子証明書提供用識別符号」を提示することにより、在外公館側で戸籍電子証明書の確認が可能となることから、これらの書類の提出が不要となる。在留届オンライン(ORRネット)からのオンライン申請でも、申請画面で「戸籍電子証明書提供用識別符号」を入力することで、オンライン提出ができる。

外務省:戸籍電子証明書提供用識別符号の利用開始について(2025年3月24日以降)



戸籍電子証明書提供用識別符号とは?

「戸籍電子証明書提供用識別符号」とは、行政機関が戸籍電子証明書の内容を確認するためのパスワード(有効期限3か月)を記したものです。 行政機関に戸籍謄本等を提出する代わりに「戸籍電子証明書提供用識別符号」を提示することにより、行政機関で戸籍電子証明書の確認をすることができますので、戸籍謄本等の添付が不要となります。

  (図中の赤丸はmtchangが追加)

例えば、パスポートの発給申請において、申請書と併せて戸籍電子証明書提供用識別符号(有効期限3か月のパスワード)を申請先の行政機関に提示することにより、申請先の行政機関が戸籍電子証明書(電子的に戸籍情報を証明したもの)を確認することができるようになりますので、戸籍証明書等の添付が不要となり、オンラインで手続が完結されます。

法務省:法務省戸籍法の一部を改正する法律について(令和6年3月1日施行)

外務省:在外公館で証明を申請する際に必要な戸籍謄(抄)本の取扱いについて





戸籍電子証明書提供用識別符号の取得方法、費用など

「符号」は、マイナポータル上(無料)又は市町村窓口(有料)で取得できます。「符号」の取得に関する詳細は市町村のHP等でご確認ください。

※マイナポータル上での「符号」の取得方法は、以下のサイトに公開される予定です(3月24日予定)。 https://img.myna.go.jp/manual/03-10/0236.html


申請取得できる人、申請場所

取得できる人は、本人、配偶者直径の尊属、卑属です。代理人は本籍地でのみ可能です。申請場所はお住まいの区役所、市町村役所等です。

なお、マイナポータルを利用してオンラインで申請できます(2025年3月24日以降)



申請に必要な物

必要なものは、窓口の申請書、本人確認書類です。



発行手数料

発行手数料は、¥400です。なお、他の戸籍書類と同時申請の場合は無料。またマイナポータルで申請する場合も無償です。




パスポート交付までの期間(目安)

2025年3月24日以降は、在外公館(大使館、総領事館)で申請を受理した場合、日本国内の国立印刷局で作成されたパスポートが、外務省から各在外公館に配送されたうえで申請者に交付されます。

このため、在外公館では、申請から交付までは2週間~1か月程度かかることになり、申請先の在外公館によってはこれまでよりも長い時間がかかります。海外にお住まいの方はこれまで以上に早めに申請されるようお願いいたします。





(2025/03/12)



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