旅行中のケガ・病気の費用と海外旅行保険

海外旅行で一番怖いのが、現地でのケガ・病気 

海外でケガしたり、病気になった時に、まず心配になるのが、言葉が通じない、治療費がいくら掛かるかわからない、医療技術のレベルはどうなのか・・・等々だと思います。

2015年度のある保険会社のデータによると、海外での300万円以上の高額医療費の事例はその半数がシニアで、しかもシニアの高額医療費用発生率はそれ以外の年代の4倍になっているそうです。

これは、年齢から仕方のないことではありますが、海外でケガをしたり、病気になったりして病院で治療を受けると、それくらい費用がかかる場合がある事を十分理解しておくべきですね。それにしても、海外での支払いの事例をみると、本当に驚かされます。

海外での事故例と支払保険金(2016年の事例抜粋)

国(地域) 内容 プラン 支払保険金
イギリス 腹痛を訴え受診。急性虫垂炎と診断され13日間入院・手術。 その他 741万円
イギリス 激しい腹痛を訴え受診。腎臓結石・尿管結石と診断され6日間入院・手術。 その他 333万円
フランス 美術館を見学中に転倒。大腿骨転子部骨折と診断され20日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 その他 707万円
フランス 胸と肺に息苦しさを訴え受診。狭心症と診断され4日間入院。家族が駆けつける。 無制限 314万円
イタリア ホテルのバスルームで滑って転倒し足を強打。脛骨・腓骨骨折と診断され11日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 無制限 578万円
イタリア 滞在先のアパートメントで転倒し救急車で搬送。大腿骨頸部骨折と診断され11日間入院・手術。看護師が付き添い医療搬送。 その他 513万円
スイス バスルームで転倒、腰を強打し救急車で搬送。腰椎破裂骨折と診断され12日間入院。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。 無制限 1,269万円

出典:ジェイアイ傷害火災保険株式会社

日本への移送費用も非常に高い

軽いケガ、病気で自分で動けるようならよいのですが、そうでなくて日本に移送するような場合の費用も非常に高区かかります。

前述の高額医療費用の内、医師、看護師同行で日本に患者移送した場合の移送費用が150万円~、チャーター機利用の場合などはさらに高額と、非常に大きな割合になるそうです。

下記は、いずれもチャータージェット機で移送(医師・看護師付き添い)した例です。

移送元 移送先 事故・病状 支払保険金額
ベトナム  シンガポール 脳障害・肋骨骨折 約250万円
モルジブ シンガポール ダイビング中に溺れる 約700万円
モンゴル 日本 脳溢血 約1600万円

出典:LINK SOLUTION Corporation. 海外でのケガ・病気でかかる緊急移送費用の実態

データにある高額医療事故の治療・救援費用を見ていると、アメリカを除くと300万円~500万円程度をカバーしておく必要がありそうです。
それにしても、アメリカの医療費はものすごいと感じます。

シニアが台湾旅行
に行く時には、ある程度しっかりした対策を講じておく必要がありますね。

海外旅行保険

万一に備えて、補償を受けられる用意をしていたほうが良いでしょうね。
一番簡単なのは、海外旅行保険に入ることでしょうね。

空港で出発前に海外旅行保険に入る場合、旅行先:アジア、日程:3日間、人数:1人の場合、傷害死亡・後遺障害・疾病死亡で最高1000万円、治療救援費用最高1000万円、賠償責任最高1億円、携行品補償最高30万円の補償限度で、保険料は大まかに言って¥1000~¥3000位かと思います。

参考資料:アジアの海外旅行保険比較(価格.com)

 

クレジットカードでも、同様の保険がついているものがある

クレジットカードにも、海外旅行傷害保険がついているものがあります。
会員向けのサービスとして行っているものですが、クレジット会社も上記の保険会社に保険をかけていますので、最後は保険会社につながっています。

補償の内容は、クレジットカードの種類や内容によって違いますので、一度ご自分でお持ちのクレジットカードをお確かめにください。

カードの種類によっては、海外旅行保険に入らなくてもいいくらいの補償がついているかもしれません。

クレジットカードの海外旅行傷害保険については、次回に。

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