花蓮でoBike に乗ってみました
oBikeについては、こちらをお読み下さい。
どちらかと言えば、私はoBikeにはマイナスのイメージをもっていましたが、今回の花蓮行きではoBikeを利用しました。
その理由は2つあって、1つは花蓮にはYouBikeがないこと、2つ目は台灣ではoBikeのデポジット(保証金49USドル)が不要になったことです。
但し、2つ目の理由のデポジットの方は台湾の電話番号がないとダメなようです。最初に登録していた日本の携帯番号では、何度やっても「デポジット49USドル」という表示が出てきます。
私のスマホはSIMフリーで、台灣では台灣大哥大のSIMを使っていますので
台湾の電話番号を使ってoBikeのアプリを再登録してみるとデポジットなしで登録できました。
台灣のoBikeに登録して、チャージする
oBikeを利用するためには、49USドルというデポジットは不要ですが、最低30元のチャージが必要です。oBikeの料金はこれから引き落とされます。
スマホ画面の左上の設定をタップします。
1番上の【My Wallet】をタップすると、右側の画面になります。まだチャージしていないので残高は0.00元です。右側下の【Top Up Now】をタップします。
左画面で、チャージ金額を選びます。私は1日の予定だったので30元を選択しました。
一番下の【Pay Now】をタップします。
右側画面に変わり、登録済のクレジットカードと支払額30元が表示されます。
これで問題なければ、一番下の【Pay Now】をタップしてチャージします。
初めてチャージする場合は、クレジットカードの登録していないと思いますので、左側のクレジットカードの登録画面が出てくると思います。
チャージがうまく出来ると、右側画面の「チャージ成功」という案内が来ます。
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oBikeを利用する
oBikeの自転車の場所をさがす
oBikeのアプリを開くと、下記の様に自転車がある位置を表示する地図が開きます。
この中で自分の現在位置に一番近いものを探しましょう。
その自転車を10分間予約して押えて置くことも出来ます。
oBikeのロックをはずす
oBikeを見つけて、ブレーキなどに問題なく、利用するのであればoBikeのロックを外しましょう。oBikeのハンドルのところと、後輪の泥除けにQRコードがあります。
このoBikeのQRコードをスマホのoBikeアプリで読み込むと、ピーッと音がしてロックが外れます。この時にはブルートゥースをオンにしておかなければいけません。
oBikeの使用が終わったら後輪をロックします
oBikeの使用を開始する時には、QRコードを読み込めば後輪のロックが外れ、使用開始となって課金が始まります。使用を止める時は後輪をロックするとピーと音がして課金が止まります。料金は15分2元の筈ですが、花蓮で利用した時にはどういうわけか3元引かれていました。
【My Trip】をタップすると、その日の利用状況が分かります。
oBike を利用していて感じたこと
(マイナス点)
・oBikeに乗ってとにかく最初に感じるのは、「ペダルが重い!」 YouBikeのように変速機がないのでホントに重く感じます。
・oBikeはYouBikeのように自転車のステーションがないので、どこにあるか探しにくい。アプリで表示された場所を探してもわからないことがありました。
・メンテナンスされてない(ように思える)。サビていたり、ブレーキワイヤーが切れているものもありました。
・乗り心地があまり良くない。ノーパンクタイヤやサドルがやや固めのために乗り心地はイマイチです。
(プラス点)
・料金が安い。
・どこでも乗り捨てられる。(近い将来問題になりそう)
・YouBikeより展開都市が多い。(花蓮にはYouBikeがない)
oBikeとYouBikeの使い分け
台北などYouBikeが普及している所では、oBikeを使用するのことはホントに少ないと思います。
それでも利用する場合は、目の前にoBikeがあり、近くにYouBikeのステーションがないエリア。例えば台北駅の周りはYouBikeのステーションがポッカリ穴が開いたように少ないんです。少し郊外に出た時も同様だと思います。
こんな場合は、目の前のoBikeで近くのYouBikeのステーションまで行き、そこでYouBikeに乗り換えるといいのではないかと思います。
目的地の近くにYouBikeのステーションがない場合は、YouBikeのステーションまでYouBikeで行き、そこからその辺りでoBikeを探して利用。目的地でoBikeを乗り捨てるという利用が出来ます。
但し、この「乗り捨てる」というのは近いうちに必ず問題になるだろうと思います。モーターバイク置き場に違法に乗り捨てているoBikeを何台も目にしましたが、ライダーからoBikeが邪魔者扱いされている様子も見えました。
話は戻ってしまいますが、YouBike並とは言わないまでも、oBikeはもうすこし乗り心地の良い自転車を提供してくれないと余り乗る気がしないというのが正直なところです。