台北から九份 へ~「千と千尋の神隠し」のモデル?のオールドタウン

九份、金鉱の町・・・ 

その昔、九份は、19世紀末に金の採掘が開始されたことに伴い徐々に町が発展し、日本統治時代その最盛期を迎えた。

九份の街並みは、日本統治時代の面影を色濃くとどめており、路地や石段は当時に造られたものであり、酒家(料理店)などの建物が多数残されている。しかし、1971年に金鉱が閉山されてから町は急速に衰退し、一時人々から忘れ去られた存在となっていた。
(出典:ウィキペディアから引用)

最初にブームになったのは、台湾映画「悲情城市」で台湾の人気観光地に・・・ 

私が初めて連れて行ってもらったのが1998年。
1989年の映画「悲情城市」の撮影舞台となった九份は、すでに台湾では人気の観光地になっていました。

古い日本家屋を改造した茶芸館が沢山あり、夜がふけるまでお茶を飲んで、夜景を見たり、おしゃべりをして楽しむと言った風情でした。

「悲情城市」の背景については、参考情報: 旧台湾総統府を見学 。台湾の歴史に触れる。 の「228事件。悲しい台湾の歴史」の項をお読みください。

 

アニメ「千と千尋の神隠し」のモデル?で、更に人気アップ・・・ 

2001年にアニメ「千と千尋の神隠し」が大ヒットして、九份は日本人観光客に人気のエリアになりました。

公式には否定されているようですが、たしかにアニメのに出て来る光景を彷彿とさせる所が多いと思います。
九分,九份
親子三人が道に迷って、森の中のトンネルに行き着く所。
このトンネルを通って、神の国に入ってしまった。

そして、戻ってくる時にトンネルを抜けるまでは決して振り返っては行けないと言われた。
あのトンネルのイメージにぴったりでした。

1062番のバスの終点「勧済堂」の上の駐車場にあるトンネルです。昔の金鉱のトロッコ用のトンネルだそうです。

九分,九份
トンネルを抜けると海が見渡せる開けた場所に出ます。
写真では、わかりにくいですが海を見下ろす場所です。海の中を走る気車の場面を思い出してしまいました。

湯屋に来る神々の乗った船の船着き場のようにも思えました。
海岸から上がってきて山へ入っていく道は浪漫公路として公園整備されています。

九分,九份,芋圓
メインストリートの基山街に何箇所か有りますが、九份名物の芋圓。
タロイモの団子や小豆などを暖かくして又はかき氷で食べます。

日本で言えば、ぜんざい、おしるこか白玉小豆のようなものです。

九分,九份
夜の基山街。アニメの世界そのものですよね。もう千尋の両親は豚にされてしまった頃でしょうか・・・

九份の茶芸館・・・ 

基山街を歩いていると、路地にもあちこち茶芸館があります。地元の人にはそれぞれ好みの店があるのだろうと思います。

一番有名な阿妹茶館は、曜日によっては団体客がひっきりなしにやって来て落ち着かない時がありますが、お茶セット300元(茶葉代、お菓子代、お湯代込)でゆっくり出来るのはリーズナブルで良いと思います。

口コミで、サービスが良くない、とか書いている方がいますが、団体客に対する対応を見ていると、まぁ確かにあしらっているような感じがするときはあります。

何せやってきて30分経ったら出ていって、また次の団体がやってきてというような感じですので、気持ちは入らないかもしれませんね。

個人旅行の3~4人のグループでゆっくりしていると、話もしてくれて親切に対応してくれると思います。

景色もいいですし、お茶も凍頂烏龍茶で十分良いお茶を出していると思います。

他の有名な茶館、水心月茶房や九份茶房は、どちらも雰囲気もよくて良い茶葉を使っているようです。とても評判が良い茶房です。
どちらの店も美味しいお茶に見合った「良心的価格」だと思います。

豎崎路には、他にも色々茶芸館がありますので、お茶がお好きな方は試してみたらいいと思います。

 阿妹茶館(あーめいちゃぐぁん)

九分,九份
ここは有名な阿妹の茶館です。アニメのイメージそのものです。
実際に宮崎監督は、この茶館に来てお茶を飲みながら、じっと店内を観察してスケッチなどしていたそうです。

 

九分,九份,阿妹茶館
九份の阿妹茶館の入り口で、来客を迎えるように飾られている大きな能面です。
ドイツ人のコレクターが持っていた日本の大きな能面を購入し、ドイツから取り寄せたそうです。店内には「カオナシ」のモデル?と思うような面も・・・

九分,九份,阿妹茶館
見ているとほとんどの人が頼むのが烏龍茶セット一人300元です。茶葉、茶菓子が4種類(緑豆、茶梅、ごま煎餅、何かもう一つ)。

ウーロン茶は、5~6回は十分おいしく飲めるので時間があれば、ゆっくり景色を楽しむことが出来ます。テラス席に座って、夕景を楽しんでください。

茶葉は好みで頼むことも出来ます。
写真右上の竹の短冊がメニューですが、一番良い茶葉「梨山烏龍茶」は1000元もします。

※烏龍茶の良いお茶は、びっくりするくらい高いので注文の前に値段にはしっかり確認してください。
「これ、美味しいよ。」「じゃ、それ頂戴」「梨山烏龍茶ね。」「そう、よろしく」

こんな感じで梨山茶なんかを頼んでしまうと、支払いの時に茶葉1000元、お湯代、お菓子代で締めて1500元とかになってしまいます。
値段は事前にしっかりご確認ください。

九分,九份
天気が良い時の阿妹茶館からの夕景はこんな感じだそうです。
写真がないので絵葉書ですみません。

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参考情報:旅行用品、持っていくといろいろ便利 

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